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【小説 第1回作品】A市とA新聞物語【フィクション】

2018/10/31

ブロガーから小説家を目指して、小説を書いてみます。

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以下はフィクション・小説です。

A市は日本によくある地方都市で、A新聞は地元の地方紙としてA市内では圧倒的なシェアを占めている。

或る時、A本社を建替える計画が浮上した。

本来の容積率は600%だが、1階にバスターミナルを設置するという条件で容積率1,600%まで緩和された。

1階のバスターミナルが公共性があるという理由で、1,000%も容積率を割増したのだ。

 

その後10年以上経過して、A新聞本社にも近い鉄道会社の駅ビルを建替えることになった。

当然、公共性の高い鉄道会社なので1,600%まで容積率を緩和されると思われた。

しかし、鉄道会社の駅ビルの容積率は一切緩和されず、600%(一部は700%)のままだった。

 

話は変わって、A市は、土地開発し企業誘致をしている。

A市の土地開発は直接の事業費だけで数千億円という巨額なものだが、完全に失敗した。

そこでA市は市立の施設を移転させ、いかにも土地開発が順調かのように装っている。

しかし、実態は毎年数十億円の補助金で企業誘致しても、企業は補助金が切れる3年で撤退している。

つまり、補助金目当ての企業進出と撤退の繰り返しで毎年数十億円の税金が市外の企業に流出しているのだった。

A新聞もA市の言いなりで、A市の土地開発が世界最先端とほめたたえるだけだった。

 

以上、小説(フィクション)「A市とA新聞物語」でした。

続く

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