2022年4月(西から撮影)
大阪市北区堂島の「古河大阪ビル本館」と「古河大阪ビル西館」の解体工事が2022年3月で完了したようだ。
地図
「古河大阪ビル本館」と「古河大阪ビル西館」の2棟の敷地(土地)の持ち分の6割超を「三井不動産レジデンシャル」(東京)が取得すると報道されている。
2022年4月(北西から撮影)
2022年4月(南西から撮影)
2022年4月(南から撮影)
当ブログ作成のため、100%の正確性はありません
- 解体工事は清水建設が担当しており、労災保険関係成立票によると、解体期間は2020年3月1日~2022年3月31日
- 注文主は「古河機械金属」
- 「三井不動産レジデンシャル」は土地の6割超のみを取得し、解体される建物の所有権は取得していないと思われる
古河大阪ビル本館・西館 物件概要
施設名 | 古河大阪ビル本館 | 古河大阪ビル西館 |
所在地 | 大阪市北区堂島2-1-29 | 大阪市北区堂島浜2-1-9 |
階数 | 地上9階・地下3階 | 地上7階・地下2階 |
竣工 | 1965年3月 | 1973年3月 |
合計敷地面積(2棟合計) | 約5,000㎡ |
2021年11月
2021年11月(古河大阪ビル西館)
2021年11月(古河大阪ビル西館)南から撮影
2021年11月(古河大阪ビル本館)北側から撮影
当ブログの試算では敷地面積は約5,000㎡で、容積率が1,200%まで緩和されると延床面積は60,000㎡となる。
仮に容積対象外面積を30,000㎡とすると総延床面積は90,000㎡となる。
三井不動産レジデンシャルが敷地の6割超を取得するとの報道なので、分譲マンションの可能性もある。
また、ホテルを入居させると容積率が緩和される可能性があり、ホテルが入居するかもしれない。
近隣で再開発中の電通跡地再開発計画「ONE DOJIMA PROJECT」(敷地面積4,828㎡)と同規模で、ビルの高さは150m~190mとなる可能性もあると思う。
ただ、土地が変形敷地なので、隣接地を買収できれば開発がしやすいし、もっと大規模な開発になるか可能性もある。
もし、隣接地を買収できなければ、南側の約6割(推定3,000㎡)を三井不動産レジデンシャルが取得し、マンション開発をする可能性もあるのではないか?
その場合、残り北側の(推定2,000㎡)は古河機械金属が開発するかもしれない。