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「2025年大阪・関西万博」の交通・鉄道運賃「梅田から430円」・シャトルバス・アクセスルート「夢洲駅」(2025年1月末開業)

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出典 日本国際博覧会協会

2025年大阪・関西万博は、2025年4月13日~2025年10月13日の184日間開催される。

会場は、大阪市此花区の人工島「夢洲(ゆめしま)」。

鉄道アクセスは、大阪メトロ中央線新駅「夢洲駅」(2025年1月末開業)が最寄り駅で、大阪メトロ「梅田駅」から「本町駅」で乗り換えて所要時間約30分。

大阪市内の主要駅から、シャトルバスが運行されるが、JR桜島駅(ゆめ咲線)以外は予約制となる。

  • JR桜島駅(ゆめ咲線)=万博会場までのバス運賃は350円。
  • 大阪メトロ新大阪駅=(本町駅乗換)=夢洲駅間の鉄道運賃は430円なので、バス運賃を安くして、大阪メトロの混雑を緩和する狙いがある

期間中の予想来場者数は2,820万人、1日の最大来場者数は22.7万人とされる。

2024年2月9日、大阪メトロは2025年1月末に開業する万博会場の最寄り駅「夢洲駅」までの運賃を申請した。

  • 梅田駅~夢洲駅間       :430円
  • 新大阪駅~夢洲駅間      :430円
  • (コスモスクエア~夢洲駅間:330円)

出典 国土交通省

出典 日本国際博覧会協会

輸送手段別内訳

輸送手段 駅など 1日の最大来場者数 シェア
大阪メトロ中央線延伸 夢洲駅 11.8万人 41%
シャトルバス 会場内乗降場 6.2万人 22%
自家用車・団体バス・タクシー (パークアンドライドを含む) 10.5万人 37%
合計 28.5万人 100%

1日の平均場者数で22.7万人、うち車6.8万人を想定する。

 

主要ルート

(1)大阪メトロ「中央線」

ルート名 大阪メトロ「中央線」
概要 大阪メトロ「中央線」を延伸し、万博会場「夢洲」に新駅「夢洲駅」を2025年1月末に開業する
輸送力
  • 現行6両編成
  • 現行170便/日
  • 最大運行本数を現状の1時間16本(片道8本)から24本(片道12本)に増やす
運賃(申請中)
  • 7km以下330円(コスモスクエア駅~夢洲駅)
  • 13km以下380円
  • 19km以下430円(梅田駅~夢洲駅)
  • 19km以上480円
所要時間 約30分(梅田駅=本町駅で乗換=夢洲駅)

鉄道は、大阪メトロ中央線のみで、1日11.8万人(41%)が利用すると予想される。

万博会場の最寄り駅として「夢洲駅」が2025年1月末に開業する予定。

 

(2)JRゆめ咲線

ルート名 JRゆめ咲線
概要 JR新大阪=JR大阪駅(うめきた地下ホーム)経由=JRゆめ咲線(桜島駅)=シャトルバス=万博会場(夢洲)
輸送力
  • 現行8両編成
  • 2019年、113便/日
  • JRゆめ咲線の最大運行本数を現状の1時間9本から12本に増やす。
  • 2023年3月に開業した大阪駅地下ホーム(うめきた地下駅)を経由
JR桜島駅=会場シャトルバス
  • 来場者全体の1割弱に当たる200万人規模に上ると想定
  • JR桜島駅=夢洲会場間を西日本ジェイアールバスや関西のバス事業者と共同でEVバスなどを含む70台の車両を導入
所要時間(予想)
  • 約30分「JR大阪駅(うめきた地下ホーム)=JR桜島駅は約15分+シャトルバス15分(乗換時間を含む)」
運賃 350円

 

(3)新大阪シャトルバス

ルート名 新大阪シャトルバス
概要 新大阪駅からのアクセスとして阪神高速道路淀川左岸線2期を整備中で、万博開催中は「シャトルバス専用道路」として使用する。
輸送力
  • 2100名/日
  • 10台
所要時間 約20分(直通)

(4)大阪駅前シャトルバス(マルビル跡地)

2023年9月(南から撮影)

ルート名 大阪駅前シャトルバス
場所 JR大阪駅の南側「大阪マルビル跡地」から発着
輸送力 1日30便・1400人

(1日40便・1800人という情報もある)

乗降場2台

駐車場9台

バス7台

電気バス(EVバス)用の急速充電設備3基

運行会社 京阪バス(京都市)
所要時間 約20分~30分

 

(5)大阪駅前シャトルバス(うめきた)

ルート名 大阪駅前シャトルバス
場所 JR大阪駅の北側「うめきた」から発着
輸送力
所要時間 約20分~30分

 

シャトルバス

大阪府と兵庫県の主要駅約10か所から万博会場まで往復するシャトルバスが計137台(1日最大521便)運行され、1日最大6.2万人(22%)を輸送する予定。

 

バスは事前予約制

  • JR桜島駅、伊丹空港、関西空港発着のシャトルバス以外は事前予約制となる予定
  • 万博の入場予約が始まる2024年10月にシステム(アプリ)を導入する方針

シャトルバス一覧

  • 新大阪駅からシャトルバス(2,100人/10台)
  • JR「大阪駅(北)」からシャトルバス(400人/5台)
  • JR「大阪駅(南)」からシャトルバス(1,400人/7台)
  • JRゆめ咲線(JR桜島駅)からシャトルバス(16,000人/70台)
  • 京阪「中之島駅」からシャトルバス(1,300人/6台)
  • 近鉄「上本町駅」からシャトルバス(820人/6台)
  • 「なんば」からシャトルバス(1,600人/13台)
  • 大阪メトロ・近鉄「天王寺駅」からシャトルバス(680人/6台)
  • 堺駅・堺東駅からシャトルバス(820人/6台)
  • 尼崎駅(兵庫県)からシャトルバス(950人/8台)
  • 伊丹空港からシャトルバス
  • 関西空港からシャトルバス

 

シャトルバスの計画案

  • シャトルバス利用者は1日最大6.2万人を想定
  • 大阪の主要ターミナル駅から会場に向かうシャトルバスは「JR桜島駅以外」は事前予約制(アプリを開発予定)
  • 伊丹空港、関西空港発着バスは予約なしと予想される(当ブログ予想)
  • 万博の入場券とひも付ける方針
  • 2024年10月からシャトルバスの事前予約を開始
  • 運行会社(京阪バス、阪急バス、阪神バスなど6社)

 

2025年大阪・関西万博 開催概要

テーマ いのち輝く未来社会のデザイン
コンセプト 未来社会の実験場
会期 2025年4月13日(日)~2025年10月13日(月)
開催日数 184日間
会場 大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」大阪市此花区
会場面積 155ha
アクセス 大阪メトロ中央線(北港テクノポート線)延伸

新駅「夢洲駅」設置予定

経費 2,350億円(会場建設)
800億円~830億円(運営費)
来場者数 2,820万人
一日来場者数 28.5万人
入場料 当日券

1日券(7,500円)18歳以上の大人

平日券(6,000円)18歳以上の大人

 

前売券

前売券(開幕後2週間のみ使用の開幕券4,000円)

前売券(開幕後3ヶ月のみ使用の前期券5,000円)

前売券(一日券6,000円)

地図

 

その他シャトルバス

ルート名 その他シャトルバス
概要 大阪府や兵庫県の10の主要駅から予約制(JR桜島駅以外)で運行する

伊丹空港・関西空港から直行バスを運行する

JR「新大阪駅」

JR「大阪駅」

JR「桜島駅」

なんば

JR・大阪メトロ「弁天町駅」

京阪「中之島駅」

近鉄「上本町駅」

大阪メトロ・近鉄「天王寺駅」

堺駅

堺東駅

尼崎駅

伊丹空港

関西空港

 

混雑対策

万博入場
  • 事前に入場する時間帯を予約する仕組みを検討する
  • 来場者が集中する朝の時間帯などは入場を予約制とする
  • 混雑日などは時間帯を限定した入場券も設定する
駐車場予約
  • 会場外に3カ所(舞洲、尼崎、堺)設ける駐車場も事前の予約制とする
鉄道利用者
  • 大阪メトロ中央線や御堂筋線の沿線の企業などにテレワークや時差通勤の促進する
  • 関西圏の主な鉄道路線の混雑率を150%以下に抑えることを目指す
一般車両
  • 一般車両にも渋滞が予想される区間の通行を避けるようお願いする
次世代移動
  • 次世代移動サービス「MaaS(マース)」の活用も検討する

 

JR西日本の計画

2022年11月18日、JR西日本は万博アクセス整備に100億円を投資する計画を発表した。

  • JRゆめ咲線(桜島線)の本数を最大3割増便
  • JRゆめ咲線「桜島駅」と新大阪駅を結ぶ直通の臨時列車を導入
  • 夢洲直通の大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)中央線との乗換駅となる弁天町駅を改修
アクセス整備 詳細
JRゆめ咲線(桜島線)の増便
  • 運行本数を現在の1時間当たり9本から最大12本に増便(最大3割増便)
JRゆめ咲線「桜島駅」とJR新大阪駅を結ぶ直通の臨時列車を導入
  • 新幹線を使う遠方の来場者向けに新大阪から大阪駅経由で桜島駅に直通する臨時列車を設ける
  • 2023年春に開業予定の大阪駅地下ホーム(うめきた地下駅)を経由
  • 現行30分を25分に短縮
JR桜島駅からシャトルバス
  • 来場者全体の1割弱に当たる200万人規模に上ると想定
  • 1時間あたり最大4,000人
  • 西日本ジェイアールバスや関西のバス事業者と共同でEVバスなどを含む70台の車両を導入する方針
夢洲直通の大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)中央線との乗換駅となる弁天町駅を改修
  • 2025年春の完成に向けて新たな「弁天町駅」改札口を設けるなど改修をする。
  • 改札口の数は現行の2カ所から5カ所に増やす。
  • 大阪メトロの改札口に接続する連絡通路も新たに設置する。

 

2025年の大阪・関西万博の開催地「夢洲(大阪市此花区)」へのアクセス計画

建設中

延伸計画 大阪メトロ(中央線)延伸計画 阪神高速道路淀川左岸線2期(シャトルバス専用道路)
建設費 669億円(従来計画540億円) 1800億円(さらに+1000億円の可能性)
工事区間 約3km 4.4km
所要時間 約30分(梅田駅=本町駅=仮・夢洲駅) (新大阪駅~万博会場20分)
完成時期 2024年度 2024年度

 

  • 大阪メトロ(中央線)延伸計画の建設費は当初540億円と試算されていたが、地中障害物の撤去などで129億円の追加費用がかかると分かった。
  • 「新大阪駅~万博会場」については、2026年度末開通予定の「阪神高速道路淀川左岸線2期」を「シャトルバス専用道路」として前倒しで2025年に開通させ、20分で結ぶ計画。2022年3月に地盤の異常が判明し、当初のトンネルではなく、地上ルートになる可能性がでてきた。

 

計画休止

延伸計画 建設費 工事区間 完成時期
JR(桜島線)延伸計画 1,700億円 約6km 未定(工期9年~11年)
京阪(中之島線)延伸計画 3,500億円 約11km 未定(工期10年~11年)
  • 「JR桜島線延伸計画」と「京阪中之島延伸計画」は2029年にも部分開業すると見られるIR(統合型リゾート)の夢洲への誘致が成功した場合、事業化すると見られる。
  • 京阪中之島線は、大阪メトロ九条駅経由に変更になったとされるが、正式には路線は決定していないと思われる。

 

京阪の延伸計画概要(計画休止)

2025年4月の大阪万博に間に合う鉄道アクセスは「大阪メロト中央線」延伸計画しかない。

JR、京阪の延伸計画は、IR(統合型リゾート)の夢洲誘致が決定してから着工すると見られている。

IR(統合型リゾート)については、2023年4月に国が正式に認定したが、国による認定が遅れたため、IRの開業も2030年になる予定。

京阪は社内に検討委員会を立ち上げ、2023年度中に結論を出す予定。

もし、延伸が決定すると、工期は約10年で、2032年頃に完成すると思われる。

 出典 大阪府

2案(京阪中之島線延伸計画)は、現在、大阪メトロ九条駅経由が有力とされる。

 

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