阪急淡路駅 (2022年3月 北西から撮影)
阪急「京都線・千里線」連続立体交差事業は、淡路駅付近の2路線合計7.1km(京都線3.3km+千里線3.8km)を高架化するもので2008年に着工した。
今後、2028年度に高架線に切替、2031年度に事業が完了する予定。
阪急淡路駅 (2022年3月 南東から撮影)

「阪急京都線」と「阪急千里線」が「淡路駅」で合流し、再び分岐する。
- 総事業費は、当初の1,632億円から694億円増額され2,326億円となった。
- 2016年に神戸市で新名神高速道路の延伸工事中に橋桁が落下した事故を受け、安全対策を強化し、また周辺の土壌汚染や軟弱地盤の対策のための追加費用が必要となった。
- 周辺の「崇禅寺駅」「淡路駅」「柴島駅」「下新庄駅」の4駅も高架駅とする。
- 17ヵ所の踏切を撤去し、分断された市街地を一体開発する。
阪急淡路駅 連続立体交差事業 概要
事業主体 | 大阪市 | |
事業内容 | 連続立体交差事業 | |
所在地 | 京都線 | 大阪市東淀川区新庄~柴島 |
千里線 | 吹田市南清和園町~大阪市東淀川区柴島 | |
事業距離 | 7.1km(京都線3.3km+千里線3.8km) | |
高架駅 | 「崇禅寺駅」「淡路駅」「柴島駅」「下新庄駅」 | |
着工 | 2008年 | |
高架線切替 | 2028年度 | |
事業完了 | 2031年度 | |
総事業費 | 2,326億円(当初1,632億円+694億円増) |
- 買収予定用地面積14,000㎡のうち97%の土地を取得し、総事業費1,632億円のうち約48%が執行済になっている。(2019年現在)
- 阪急電鉄が事業費の8.5%を負担、残りを国と市が負担する。
地図
2022年3月撮影(淡路駅の京都側)
2022年3月撮影(淡路駅の京都側)
奥は「阪急千里線」、手前の「阪急京都線」で2層トラス橋の架設が始まっている。
2022年3月撮影(JR淡路駅の東側)
2022年3月撮影「阪急淡路駅」の大阪側
2022年3月撮影(阪急淡路駅の大阪側の分岐地点・3工区)
2022年3月撮影
手前は「阪急千里線(大阪メトロ接続)」、奥は「阪急京都線(大阪梅田駅方面)」
2022年3月撮影
左は「阪急千里線(大阪メトロ接続)」、右は「阪急京都線(大阪梅田駅方面)」
2022年3月撮影「阪急千里線高架(大阪メトロ「天神橋筋六丁目駅」方面)」
工区(1工区~8工区)
工区 | 建設会社 |
1工区 | 西松建設・佐藤工業、鉄建建設JV |
2工区 | 奥村組・錢高組・熊谷組JV |
3工区 | 大林組・ハンシン建設JV |
4工区 | 鹿島建設・戸田建設JV |
5工区 | 森組・清水建設・フジタJV |
6工区 | 鴻池組・竹中土木・青木あすなろ建設JV |
7工区 | 大成建設・間組JV |
8工区 | 飛島建設・前田建設工業・淺沼組JV |
- 2023年春に「JRおおさか東線」がJR大阪駅(地下)に乗り入れ予定で、JR新大阪駅にもアクセスがよく、阪急西宮北口駅のようなターミナル駅になる可能性もある。
淡路駅の階層
阪急「淡路駅」(出典 大阪市)
4階 | 大阪方面(下り) | 「京都線」と「千里線」(同一ホームで乗換) |
(大阪梅田、天神橋筋六丁目方面) | ||
3階 | 京都方面(上り) | 「京都線」と「千里線」(同一ホームで乗換) |
(京都河原町、北千里方面) | ||
2階 | 改札階 | |
1階 | 商業施設・駐輪場(当ブログ予想) |
- 高架線は(上下2層構造)で、淡路駅部は4階、高さは約30mとなる。
阪急「淡路駅」
阪急淡路駅 (2022年3月撮影 南東から撮影)
阪急淡路駅 (2022年3月撮影 北から撮影)
- 阪急淡路駅など4駅の高架工事は3つの工法により施工されている。
阪急淡路駅から京都側(第4工区)鹿島建設・戸田建設JV

事業名称 | 阪急淡路駅周辺連続立体交差工事(第4工区) |
所在地 | 大阪市東淀川区東淡路~下新庄 |
事業者 | 大阪市建設局 |
発注者 | 阪急電鉄 |
監理 | 阪急設計コンサルタント |
施工 | 鹿島建設・戸田建設特定建設工事共同企業体 |
規模 | 高架橋(RC構造・PC構造・鋼トラス構造)980m(4線分:京都線・千里線,最大4層構造) 高架ホーム島式2面 |
工期 | 2010年3月~2026年3月 |
2022年3月撮影(淡路駅の京都側)
- JRおおさか東線との交差部では「2層トラス橋」となる。
- 奥は「阪急千里線」、手前は「阪急京都線」。
- JRおおさか東線「JR淡路駅」は2019年3月16日に開業した。
- 「阪急淡路駅」と「JR淡路駅」間の距離は約300m(徒歩3分~4分)
2022年3月撮影(淡路駅の京都側)
奥は「阪急千里線」、手前の「阪急京都線」でトラス橋の構築が始まっている。
阪急淡路駅から大阪側
出典 大阪市
2022年3月撮影「阪急淡路駅」の大阪側
2022年3月撮影(阪急淡路駅の大阪側分岐地点・3工区)
2022年3月撮影
手前は「阪急千里線(大阪メトロ接続)」、奥は「阪急京都線(大阪梅田駅方面)」
2022年3月撮影
左は「阪急千里線(大阪メトロ接続)」、右は「阪急京都線(大阪梅田駅方面)」
2022年3月撮影「阪急千里線(大阪メトロ接続)高架」
以下は工区別の過去(時系列)画像
阪急「淡路駅」の京都側(時系列)
2021年11月(阪急淡路駅の東)
2021年1月(阪急淡路駅の東)
2019年12月(阪急淡路駅の東)
2019年5月(阪急淡路駅の東)
阪急「淡路駅」(時系列)
2022年3月(阪急淡路駅)
2022年3月(阪急淡路駅)
2021年11月(阪急淡路駅)
2021年1月(阪急淡路駅)
2019年12月(阪急淡路駅)
2019年5月(阪急淡路駅)
阪急「淡路駅」の大阪側(時系列)
2022年3月撮影
左は「阪急千里線(大阪メトロ接続)」、右は「阪急京都線(大阪梅田駅方面)」
2021年11月撮影
2021年1月撮影
2019年5月撮影
以下は全体の過去画像
2022年11月
阪急淡路駅 (2021年11月撮影 南東から撮影)
阪急淡路駅 (2021年11月撮影 南東から撮影)
2021年11月撮影(淡路駅の京都側)
2021年11月撮影(淡路駅の京都側)
奥は「阪急千里線」:手前は「阪急京都線」
2021年11月撮影「阪急淡路駅」の大阪側
2021年11月撮影(阪急淡路駅の大阪側分岐地点)
2021年11月撮影
手前は「阪急千里線(大阪メトロ接続)」、奥は「阪急京都線(大阪梅田駅方面)」
2021年11月撮影
左は「阪急千里線(大阪メトロ接続)」、右は「阪急京都線(大阪梅田駅方面)」
2021年11月撮影「阪急千里線高架(大阪メトロ「天神橋筋六丁目駅」方面)」
2021年1月
阪急淡路駅 (2021年1月撮影 南東から撮影)
2021年1月撮影(JRおおさか東線「JR淡路駅」付近から撮影)
JRおおさか東線との交差部では「2層トラス橋」となる。
2021年1月撮影
淡路駅の京都側で「京都線(手前)」と「千里線(奥)」が分岐する。
2021年1月撮影「阪急淡路駅」の大阪側
2021年1月撮影(阪急淡路駅の大阪側分岐地点)
左は「阪急千里線(大阪メトロ接続)」、右は「阪急京都線(大阪梅田駅方面)」
2021年1月撮影左は「阪急千里線(大阪メトロ接続)」、右は「阪急京都線(大阪梅田駅方面)」
2021年1月撮影「阪急千里線(大阪メトロ接続)高架」
2019年12月
2019年12月撮影(阪急淡路駅の東)
2019年12月撮影(阪急淡路駅の東側)
2019年12月撮影(JRおおさか東線「JR淡路駅」から撮影)
2019年12月撮影(阪急淡路駅の東)
2019年12月撮影(阪急淡路駅の東)
2019年12月撮影(阪急淡路駅周辺)
2019年12月撮影(阪急淡路駅の西)
2019年12月撮影(阪急淡路駅の西)
2019年5月(阪急淡路駅の西側 柴島浄水場付近)
2019年10月
2019年10月(阪急淡路駅の京都側)
2019年10月(阪急淡路駅周辺)
2019年10月(阪急淡路駅の西側)
2019年10月(阪急淡路駅の西)
2019年5月
JR淡路駅前から撮影(2019年5月)
阪急淡路駅の京都側の様子(2019年5月)
2019年5月(阪急淡路駅)
2019年5月(阪急淡路駅の梅田側)
2019年5月(淡路駅の梅田側の様子)
2019年5月撮影(阪急千里線 柴島駅~淡路駅)
2019年5月淡路駅の梅田側(柴島浄水場隣接地)