神戸阪急・高槻阪急リモデル(2店合計投資額100億円)2022年-2023年度


2021年7月28日、エイチ・ツー・オーリテイリング(大阪市)は、中期経営計画(2021-2023年度)を発表し、神戸阪急(神戸市中央区)と高槻阪急(大阪府高槻市)のリモデルすると発表した。

投資額は、2022年ー2023年度に2店合計で100億円となる。

 

(神戸阪急について)現在は、婦人服や服飾雑貨など商品別の構成だが、衣料品と生活用品を同時に陳列するなどライフスタイル提案型のフロア構成への刷新を図る。

引用 神戸新聞 https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/202107/0014543475.shtml

 

店舗内容
神戸阪急都市型百貨店モデル+神戸らしさ
高槻阪急新・郊外型百貨店モデル(百貨店+SCのベストミックス)
投資額2店合計100億円
期間2022-2023年度

出典 エイチ・ツー・オーリテイリング

https://data.swcms.net/file/h2o-retailing/ja/news/auto_20210727471777/pdfFile.pdf

投資額が2店合計で100億円なので、建替えではなく「リモデル(リニューアル)」と予想される。

神戸阪急については建替えが予想されていたが、当面は「リモデル」で対応すると見られる。

やはり、JR三ノ宮駅ビルの概要が固まらないと、本格的な建替えを決定できないのかもしれない。

JR三ノ宮駅ビルの建替えの遅れが、神戸市全体の再開発の遅れという悪循環になっていると思われる。

2020年度店舗別売上高

店舗売上高営業面積
阪急本店1,751億円98,761㎡
博多阪急339億円41,835㎡
神戸阪急284億円42,361㎡
阪神梅田本店278億円27,811㎡
西宮阪急209億円25,099㎡
高槻阪急184億円38,638㎡
千里阪急128億円13,902㎡
川西阪急122億円15,528㎡

 

以下は2019年の記事

【ブロガー予想】神戸阪急「百貨店」の建替はどうなる?

2019年10月、神戸阪急(デパート)や三宮周辺へ実際に行って見て、建替問題を考えてみた。

まず、阪神線に近いのに名前が「神戸阪急」なので違和感があった。一般的には、高級志向の神戸人にアピールするために「阪急ブランド」を使ったと思われている。

しかし、最終的には、阪急神戸線に近い位置に場所を移転して建替える計画あるのではないか?

 

阪急線と神戸市営地下鉄相互乗り入れ

阪急が神戸市営地下鉄に乗り入れる計画があったが、神戸市西区になどの沿線で阪急が不動産開発を行う気配は感じられなかった。

そもそも、神戸市の人口は減少しており、さらに団塊世代の大量退職により鉄道収入の増加は期待できない。

阪急の狙いは、現在の「阪急神戸三宮駅」を地下化することで、三宮の一等地の約7,100㎡の土地(神戸三宮阪急ビルを含む)を再開発することにあるのではないか?

 

補助金

阪急神戸線の高架を地下化する事業費は2,000億円かかる。

しかし、高架を地下化するだけでは国の補助金がでない。そのため、神戸市営地下鉄に相互乗り入れするという目的を作って神戸市などの補助金により事業を行う計画ではないか?

 

今後の見通し

超高層再開発ビルや周辺整備で300億円~400億円かかると予想される。

そこから逆算すると移転後の神戸阪急(デパート)を含むビルの売上高が400億円くらいないと採算がとれない。

しかし、現在の「神戸阪急」の売上高が284億円なので、すぐには建替えはできないと思われる。

2022年春に「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」が全面開業するので、その時点で「神戸阪急」の売上が400億円程度まで回復すれば、建替えが視野に入ってくるのではないか?

しかし、かなりの難工事になるし、2025年に建替の着工しても開業は2030年以降になるかもしれない。

2021年4月に「神戸三宮阪急ビル」が開業したが、南側の壁面が低層階部分だけ違う。うがった見方をすれば、南側に10階~14階程度のビルを増築できるのではないか?

容積率が2,000%まで緩和されると延床面積10万㎡となる。

例えば、東京駅前で三菱地所が高さ390mの「東京トーチタワー」を建設するが容積率は1,860%まで緩和されている。

都市再開発を行う場合、神戸市が規制緩和しないことには事実上できないと思う。

error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました