完成予想図
阪神電鉄と阪急電鉄は、大阪梅田の「阪神百貨店梅田本店」の建替えプロジェクト「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」Ⅱ期部分の新築工事を2019年6月1日に着工し、阪神百貨店Ⅱ期は2021年10月に開業、オフィスフロアを含む全面開業は2022年春の予定。
建物の規模は、38階建、高さ190m、延床面積約260,000㎡(1期+2期)、基本設計は日本設計、設計・施工は竹中工務店が担当する。
2020年12月(JR大阪駅側から撮影)
左側の百貨店1期部分の最上階11階は「カンファレンスゾーン」となり、右側のオフィス2期部分の11Fは「スカイロビー」となる。
2020年12月(北側から撮影)
2020年12月(北西から撮影)
左は「梅田阪急ビルオフィスタワー(2022年春から名称変更 大阪梅田ツインタワーズ・ノース)」
2020年12月(南西から撮影)左は「大阪駅サウスゲートビルディング」
大阪梅田ツインタワーズ・サウス 物件概要
名称 | 大阪梅田ツインタワーズ・サウス |
住所 | 大阪市北区梅田1丁目1番 ほか |
用途 | 百貨店、オフィス、ホール |
敷地面積 | 約12,200㎡ |
建築面積 | 約10,000㎡ |
延床面積 | 約260,000㎡ |
階数 | 地上38階・地下3階 |
高さ | 188.9m |
百貨店面積 | 約100,000㎡ |
オフィス面積 | 約143,000㎡ |
その他面積 | 約17,000㎡(11Fカンファレンスゾーン4,000㎡) |
構造 | 鉄骨造(地下部 鉄骨鉄筋コンクリート造) |
事業主 | 阪神電気鉄道・阪急電鉄 |
基本設計 | 日本設計 |
設計・施工 | 竹中工務店 |
着工 | 2015年7月(解体工事は2014年10月着工) |
竣工 | 2022年春(阪神百貨店Ⅱ期工事は2021年10月開業) |
パノラマ合成
出典 阪急電鉄
出典 阪神阪急不動産
出典 阪急電鉄
竣工時期
Ⅰ期工事(百貨店の部分開業) | 百貨店(部分開業)は2018年4月竣工済 |
Ⅱ期工事(百貨店の全面開業) | 百貨店の全面開業は2021年10月開業予定 |
Ⅱ期工事(百貨店+オフィスの全面開業) | オフィス部分は2022年春竣工予定 |
百貨店ゾーンとオフィスゾーン
オフィスゾーン(2期) | 「オフィス」は阪神百貨店の上層階に設置される(11F~38F) |
12F 「WELLCO」(ウェルコ)カフェ・ラウンジ・ウェルネス | |
11Fには4,000㎡の「カンファレンスゾーン」と「スカイロビー」が作られる | |
10階は機械室で百貨店部分とオフィス部分にまたがり床面積約8,000㎡ | |
百貨店ゾーン(1期、2期) | B2~9Fまでの11フロア |
旧「新阪急ビル」と「阪神百貨店」低層階部分に建設される |
基準階(オフィスフロア)概要(11F~38F)
出典 hanshin.co.jp
平面図面積 | 約4,600㎡(東西96m×南北48m) |
基準階貸室面積 | 約3,500㎡ |
最小分割面積 | 約100㎡ |
天井高 | 2,900mm |
エレベーター | 32基(うち2基は荷物用) |
非常時電源 | 72時間 |
重要基幹設備 | 9階以上 |
機械室 | 10階 |
12Fは「WELLCO」(ウェルコ)というオフィスワーカー専用フロアとなり、カフェ・ラウンジ&ワークスペース・フィットネスジムが設置される。また、コンシェルジュサービスも用意される。
ウェルネスゾーン
11Fカンファレンスゾーンの「大ホール(最大900席)」
11Fのフロア図
ホール名他 | 面積 | 高さ | 収容人数 | |
スクール形式 | シアター形式 | |||
大ホール | 882㎡ | 7.0m | 660席 | 900席 |
小ホール | 180㎡ | 4.7m | 90席 | 132席 |
ホワイエ | 641㎡ | |||
その他 | 控室7室 |
11F 「梅田サウスホール」の概要
アクセス
2020年12月現在、38階建ての24階くらいまで到達していると思われる。
1ヵ月間で4階分施工されているので、2020年5月~6月頃に最上階38階・高さ190mに到達するのではないか?
低層階の百貨店2期部分は2021年10月に開業予定なので、十分間に合うと思われる。