2021年3月撮影
不動産開発会社の「ヒューリック」(東京)は、大阪・心斎橋に所有するビル4棟(旧ヴィトン大阪心斎橋店などが入居)を取壊し一体開発する。
新しい再開発ビルは、地上31階・地下3階・延床面積約54,000㎡・敷地面積3,300㎡の複合商業ビル(商業施設・ホテル)で2026年3月に竣工予定か?
2021年3月現在「カルティエ心斎橋ブティック」以外のテナントはほとんど退去しており、4棟のうち「心斎橋フジビル」は2020年10月1日に解体着工している。
大阪メトロ心斎橋駅の北側階段は「心斎橋フジビル・プラザビル解体工事に伴い2021年3月23日~2026年3月末まで閉鎖予定」
現地の案内板
プラザビル本館の低層階(2021年3月撮影)
心斎橋フジビルプラザビル解体工事の労災保険関係成立票
解体の期限は2022年9月30日となっている。
「カルティエ心斎橋ブティック」も2021年春にアップルストアの南側の「御堂筋ダイヤモンドビル」に移転する予定。
カルティエ新店舗の入居対応工事の労災保険関係成立票の期限は2021年4月28日となっており、2021年5月以降に本格的な解体工事が始まると思われる。
ヒューリック 心斎橋開発計画 物件概要
名称 | ヒューリック 心斎橋開発計画 |
所在地 | 大阪市中央区南船場3-12-12 |
用途 | ホテル・商業施設 |
敷地面積 | 3,300㎡ |
延床面積 | 54,000㎡ |
階数 | 地上31階・地下3階 |
解体着工 | 2020年10月1日 |
竣工予定 | 2026年3月か? |
アクセス | 大阪メトロ「心斎橋駅」北 |
地図 |
2021年3月撮影

2021年3月撮影(心斎橋フジビルは解体工事中)
建替対象のビル4棟の概要
建物名称 | 階数 | 延床面積 | 竣工時期 |
心斎橋プラザビル本館 | 地上12階・地下3階 | 11,314㎡ | 1973年 |
心斎橋プラザビル新館 | 地上11階・地下2階 | 5,722㎡ | 1974年 |
心斎橋プラザビル東館 | 地上12階・地下2階 | 9,088㎡ | 1981年 |
心斎橋フジビル | 地上9階・地下1階 | 5,365㎡ | 1991年 |
合計延床面積 | 31,489㎡ |
配置図(上が南)
2018年7月現在の4棟の持分比率
会社名 | 持ち分比率 |
ヒューリック | 58% |
竹中工務店 | 20% |
JR西日本不動産開発 | 15% |
大丸松坂屋百貨店 | 7% |
- 竹中工務店が20%を保有しているので、施工会社は予想できると思う。
- JR西日本不動産開発は15%保有しており、ホテルに関係すると思う。
- 大丸松坂屋百貨店も7%所有するしておりブランド店を誘致するのではないか?(解体工事の事業者はパルコになっている)
- 4棟のビルの敷地を一体化すると「東西約55m × 南北約60m≒約3,300㎡」となり、敷地面積や土地の形状から比較的、開発がしやすいと思われる。
- 建設予定地周辺には「Wホテル大阪」が2021年3月16日に開業する予定で、それに合わせてブランド店が出店・リニューアルしている。
- したがって、本物件もブランド店や富裕層を意識した建物になる可能性がある。
- デザイン的にも「白いビル」ではなく「Wホテル大阪」のような「シック」なイメージになるのではないか?

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