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大阪に訪日外国人1,111万人、大阪のどこに行っているのか?【インバウンド】

2018/05/31

2017年の訪日外国人数は2,869万人となり過去最高を記録した。大阪府を訪問する外国人客数も1,111万人と過去最高となっている。

ちなみに東京都のインバウンド客数は1,326万人(2017年)で、大阪よりも215万人多い。しかし、近年その差は縮小しつつあり、大阪が逆転する可能性もある。

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来阪外国人観光客の推移

インバウンド客数(大阪) インバウンド客数(東京)
2009年 170万人
2010年 235万人
2011年 157万人
2012年 203万人
2013年 263万人
2014年 376万人 689万人
2015年 716万人 1,028万人
2016年 940万人 1,158万人
2017年 1,111万人 1,326万人

出典 大阪観光局

外国人は大阪のどこに行く?

順位 観光地 所在地・エリア
1位 道頓堀(心斎橋なんば)  大阪市中央区
2位 大阪城  大阪市
3位 USJ  大阪市
4位 梅田スカイビル  大阪市
5位 観覧車(HEP FIVE / 天保山)  大阪市
6位 通天閣  大阪市
7位 海遊館  大阪市
8位 四天王寺  大阪市
9位 天王寺動物園  大阪市
10位 グランフロント大阪  大阪市北区
11位 大阪くらしの今昔館  大阪市(天六)
12位 あべのハルカス  大阪市
13位 遊覧船(八軒浜、大川)  大阪市
14位 住吉大社  大阪市
15位 エキスポシティ  吹田市
16位 箕面の滝  箕面市
17位 泉佐野・犬鳴山温泉  泉佐野市
18位 百舌鳥・古市古墳群  堺市

1位から10位まで、大阪の人気観光地がランクインしている。

11位の「大阪くらしの今昔館」は天六にあり大阪の歴史を体感できる施設で、地下鉄谷町線・堺筋線・阪急電鉄「天神橋筋六丁目駅」と直結して、交通アクセスがいい。

ただ、「箕面の滝」は16位に入っているが、それよりも都心に近い「服部緑地公園」はランク外となっている。

大阪には外国人に知られていない観光資源がまだまだあるが、整備もアピールもされていない。
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どこに宿泊するか?

訪日外国人の大阪府内での平均宿泊日数は3.6日で、日本全体では7.1日となっている。

つまり、7泊の日本旅行のうち、大阪府内に3泊~4泊していることになる。

訪日外国人の65%がホテル・旅館・コンドミアムに宿泊しており、19%は民泊を利用している。

 

経済効果

訪日外国人(大阪)1,100万人×3.6日=3,960万人となり、年間延3,960万人の外国人が大阪府内に宿泊していることになる。

これは、1日当たり10万8500人で、訪日外国人も含めると大阪府の人口は約11万人増加したと言える。

大阪府の人口は2010年⇒2015年で約2万6000人減少したが、インバウンドがそれを補っているとも言える。

 

SNSで情報収集

ガイドブックを見て観光するのは古い。現在の外国人観光客はSNSで情報を得ることが多い。

したがって、インバウンド観光客の利便性のために、無料WI-FIを整備しないといけない。

「OSAKA FREE Wi-Fi」は、現在4,000ヵ所で利用できる。

 

コメント

インバウンド観光客は、夜に街歩きする傾向がある。京都の寺院は午後4時に閉門し、店舗も早く閉店する。

したがって、外国人観光客は大阪に宿泊し、電車などで日帰りで京都に行くことが多い。

今後は、数百億円もかけて、新に観光施設を作るのではなく、今ある観光施設をブラッシュアップすべきだ。

例えば、最寄り駅から地下道で直接アクセスできるようにするなど、まだまだ、改善余地はある。

また、天王寺動物園は9位にランクインしているが、その隣の「大阪市立美術館」はランク外となっているなど、もう一歩、観光客を呼び込む工夫がされていない施設もある。

百舌鳥・古市古墳群は18位となっているが、周辺整備は遅れており観光客を「がっかり」させる可能性がある。

大阪へのインバウンド観光客1,100万人と浮かれている場合ではなく、早急に改善すべきことも多い。

インバウンド効果として、近年、大阪はホテルや商業施設が建設されており、西日本から20代~30代女性の転入が増加している。

つまり、観光資源を整備することにより、国内の観光客や移住者も増加するという効果がある。

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