大阪に訪日外国人1,111万人、大阪のどこに行っているのか?【インバウンド】

2017年の訪日外国人数は2,869万人となり過去最高を記録した。大阪府を訪問する外国人客数も1,111万人と過去最高となっている。

ちなみに東京都のインバウンド客数は1,326万人(2017年)で、大阪よりも215万人多い。しかし、近年その差は縮小しつつあり、大阪が逆転する可能性もある。

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来阪外国人観光客の推移

インバウンド客数(大阪)インバウンド客数(東京)
2009年170万人
2010年235万人
2011年157万人
2012年203万人
2013年263万人
2014年376万人689万人
2015年716万人1,028万人
2016年940万人1,158万人
2017年1,111万人1,326万人

出典 大阪観光局

外国人は大阪のどこに行く?

順位観光地所在地・エリア
1位道頓堀(心斎橋なんば) 大阪市中央区
2位大阪城 大阪市
3位USJ 大阪市
4位梅田スカイビル 大阪市
5位観覧車(HEP FIVE / 天保山) 大阪市
6位通天閣 大阪市
7位海遊館 大阪市
8位四天王寺 大阪市
9位天王寺動物園 大阪市
10位グランフロント大阪 大阪市北区
11位大阪くらしの今昔館 大阪市(天六)
12位あべのハルカス 大阪市
13位遊覧船(八軒浜、大川) 大阪市
14位住吉大社 大阪市
15位エキスポシティ 吹田市
16位箕面の滝 箕面市
17位泉佐野・犬鳴山温泉 泉佐野市
18位百舌鳥・古市古墳群 堺市

1位から10位まで、大阪の人気観光地がランクインしている。

11位の「大阪くらしの今昔館」は天六にあり大阪の歴史を体感できる施設で、地下鉄谷町線・堺筋線・阪急電鉄「天神橋筋六丁目駅」と直結して、交通アクセスがいい。

ただ、「箕面の滝」は16位に入っているが、それよりも都心に近い「服部緑地公園」はランク外となっている。

大阪には外国人に知られていない観光資源がまだまだあるが、整備もアピールもされていない。
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どこに宿泊するか?

訪日外国人の大阪府内での平均宿泊日数は3.6日で、日本全体では7.1日となっている。

つまり、7泊の日本旅行のうち、大阪府内に3泊~4泊していることになる。

訪日外国人の65%がホテル・旅館・コンドミアムに宿泊しており、19%は民泊を利用している。

 

経済効果

訪日外国人(大阪)1,100万人×3.6日=3,960万人となり、年間延3,960万人の外国人が大阪府内に宿泊していることになる。

これは、1日当たり10万8500人で、訪日外国人も含めると大阪府の人口は約11万人増加したと言える。

大阪府の人口は2010年⇒2015年で約2万6000人減少したが、インバウンドがそれを補っているとも言える。

 

SNSで情報収集

ガイドブックを見て観光するのは古い。現在の外国人観光客はSNSで情報を得ることが多い。

したがって、インバウンド観光客の利便性のために、無料WI-FIを整備しないといけない。

「OSAKA FREE Wi-Fi」は、現在4,000ヵ所で利用できる。

 

コメント

インバウンド観光客は、夜に街歩きする傾向がある。京都の寺院は午後4時に閉門し、店舗も早く閉店する。

したがって、外国人観光客は大阪に宿泊し、電車などで日帰りで京都に行くことが多い。

今後は、数百億円もかけて、新に観光施設を作るのではなく、今ある観光施設をブラッシュアップすべきだ。

例えば、最寄り駅から地下道で直接アクセスできるようにするなど、まだまだ、改善余地はある。

また、天王寺動物園は9位にランクインしているが、その隣の「大阪市立美術館」はランク外となっているなど、もう一歩、観光客を呼び込む工夫がされていない施設もある。

百舌鳥・古市古墳群は18位となっているが、周辺整備は遅れており観光客を「がっかり」させる可能性がある。

大阪へのインバウンド観光客1,100万人と浮かれている場合ではなく、早急に改善すべきことも多い。

インバウンド効果として、近年、大阪はホテルや商業施設が建設されており、西日本から20代~30代女性の転入が増加している。

つまり、観光資源を整備することにより、国内の観光客や移住者も増加するという効果がある。

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