日経新聞などによると、
2019年12月24日、大阪府・市はカジノを含む統合型リゾート(IR)の事業者の公募を開始した。今後、2020年6月ごろに事業者が決定する見通し。
引用・参照
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53729190U9A221C1AC8000/
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大阪府・市は2025年の大阪・関西万博の前、2024年のIR開業を目指していた。しかし、日本政府が横浜市など準備が遅れている地域にスケジュールを合わせ先送りした結果、2024年の開業には工期が短くなり開業できなくなった。
そのため、大阪府・市は2026年度までの開業と方針転換した。
大阪府・市のIRスケジュール(当ブログまとめ)
年 | 内容 |
2019年12月24日 | 大阪IR事業者「公募受付開始」 |
2020年2月 | 大阪IR事業者「参加申し込み期限」 |
2020年4月 | 大阪IR事業者「提案書提出期限」 |
2020年6月 | 「大阪IR事業者」決定 |
2021年8月以降 | 政府がIR区域認定(最大3か所) |
2021年秋 | 大阪IR事業者に土地を引き渡し |
2026年度まで | 大阪IR開業 |
政府のIRスケジュール(当ブログまとめ)
年 | 内容 |
2018年 | IR整備法成立(国内最大3都市にIRを設置) |
2019年~2021年 | (国)による「基本方針策定」 |
(都道府県)による事業者公募・選定 | |
(国)によるIR区域認定 | |
2021年以降 | IR建設着工 |
2026年 | IR開業 |
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大阪IRへの参入を目指す運営会社
- MGMリゾーツ・インターナショナル(アメリカ)+オリックス
- ゲンティン・シンガポール(シンガポール)
- ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(香港)
大阪IR事業規模
- 国際会議場(最大6,000人)
- 国際展示場(100,000㎡)
- ホテル(3,000室以上)
- 建設予定し 大阪市の人工島「夢洲」のうち49ha
- 土地は売却せず、35年の貸付期間とする
国は、2020年の東京オリンピック後の景気の落ち込み対策としてIR建設をすると思われる。
しかし、IR区域は最大3ヵ所で、有力立候補地は大阪・長崎・和歌山で、「東京と横浜」は地元調整が遅れてる。
また、IR事業者の本命は「東京」であり、横浜と東京が競合した場合、東京が認定される可能性がある。
また、IR地区は最大3か所となっているが、ホテル3,000室など条件が厳しく、東京圏と大阪圏でしかIRは実現しない可能性がある。
東京・横浜が立候補した場合のIR区域と事業者(当ブログ予想)
IR区域 | 事業者 |
大阪 | MGM・オリックス |
東京・横浜 | ラスベガス・サンズ |
長崎 | 実現不可能か? |