京阪ホールディングスの石丸新社長は、
京阪中之島線延伸スケジュールと車両
建設期間 | 着工から完成まで4年~5年 |
着手時期 | IRの大阪誘致が決定した後に着手 |
新型車両 | 大阪メトロに乗継なしで走行できる車両の開発を検討 |
引用・参照
京阪HD、万博までに中之島線延伸 | 乗りものニュース https://t.co/cmRg76nSoK
— 関西散歩ブログ (@KansaiSanpo) 2019年8月8日
まず、京阪中之島線「中之島駅」から大阪メトロ中央線「九条駅」まで延伸する。
その後、西九条駅「JR環状線・JRゆめ咲線(JR桜島線)・阪神なんば線」まで延伸する計画もある。
区間 | 距離 | 整備費用 | 建設期間 | 完成予定 |
中之島駅~九条駅 | 2km | 1,000億円 | 4年~5年 | 2025年 |
九条駅~西九条駅 | 1.3km | (700億円?) | (4年~5年?) | (2030年?) |
合計 | 3.3km | (1,700億円?) | (8年~10年?) | (2030年?) |
従来の計画では、京阪中之島線を直接、JR西九条駅まで延伸し、関空特急「はるか」に接続する予定だった。
しかし、「なにわ筋線」が2031年春に開業する予定となり、中之島駅で「なにわ筋線」と接続することになった。
そのため、西九条駅で関空特急「はるか」と接続する必要性が低下し、むしろ、大阪メトロ中央線「九条駅」と接続した方が費用的・利便性からも有利と判断したようだ。
軌道幅は「京阪中之島線」「大阪メトロ中央線」「阪神なんば線」はすべて1,435mmだが、集電方式に違いがあり、相互乗り入れするには新型車両の開発が必要になる。
近鉄も大阪メトロ中央線に相互の乗り入れする計画で技術的には可能と思われる。
ただし、大阪メトロ中央線「九条駅」は高架駅なので、地下路線である京阪電車中之島線を乗り入れさせるにはかなりの高低差がある。
京阪中之島線を大阪メトロ中央線に乗り入れするということは「西九条駅までの延伸事業」の優先度が低くなった可能性がある。
それは、もし「西九条駅」まで延伸したとしても、JR西九条駅から万博会場の「夢洲」まではJR桜島線(ゆめ咲線)を延伸する必要がある。このJR桜島線の延伸事業が完成するのは早くて2030年頃なので2025年の大阪万博に間に合わないからだ。
したがって、京阪が「西九条」まで延伸するかどうかは、JR桜島線(ゆめ咲線)の延伸事業の進捗状況次第と思われる。
- 延伸距離 6km
- 事業費 1,700億円
- 大阪駅ー夢洲 所要時間22分
- JRユニバーサルシティ駅から地下路線を新設
- 完成予定 2030年頃
- IRの大阪誘致が決定した後に正式発表