【京阪HD】枚方市駅周辺再開発計画「第3工区(26階建・高さ126m)」 2024年夏竣工(オフィス・カンデオホテルズ・賃貸タワーレジデンス)

出典 京阪HD

枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業は、京阪「枚方市駅」周辺の開発面積約2.9ha(合計延床面積約10万㎡)の再開発事業で、3つの工区に分けて再開発する。

事業費は433億4600万円で、事業期間の2025年度までに、商業施設、事務所施設、住宅施設、宿泊施設、駐車場施設を一体的に整備する。

京阪電気鉄道の本社が本物件に移転する。ただし、京阪HD本社はOMMビル内に残る。

 

最大規模のC-2棟(第3工区)

  • 「オフィス・ホテル」(地上26階建、高さ126m)
  • 「賃貸タワーレジデンス」(29階建・高さ109m)
  • 「商業施設」(10階建)
  • 「駐車場」

すでに第3工区については、2022年1月に着工しており、2024年夏に竣工する予定で、全体事業は2025年度完了予定。

2022年6月(南東から撮影)

「京阪枚方ステーションモール」Dブロック

出典 京阪HD

京阪ホールディングス株式会社と京阪電気鉄道株式会社では、再開発事業に合わせ
て、枚方市駅東改札口と高架下商業施設「京阪枚方ステーションモール」のDブロック
を再開発施設と一体で整備する。

A~Cブロックは既存施設で、新商業施設はA~Dブロックとなる。

  • 営業面積 約40,000㎡
  • 店舗数 約120店舗

1階高架下ファサード

「SIGN」はサイン(文字看板)の意味。ちなみに、ロゴは装飾やデザインをした文字で、範囲が狭く、建築業界では「SIGN」(サイン)を使うことが多い。

地図

枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業 3工区概要

出典 京阪HD

出典 京阪HD

立体駐車場2022年6月(南東から撮影)

第3工区(超高層ビル)

京阪ホールディングス、京阪電気鉄道、京阪電鉄不動産の3社は、枚方市駅周辺地区市街地再開発組合に組合員の一員として参画する。

第3工区を担当し「駅と一体となる商業、オフィス、ホテル、住宅、行政等の機能」を備えた複合施設の整備をする。

具体的には高層棟、低層棟、住宅棟、駐車場棟の4棟を2022年1月に着工し2024年夏に竣工する予定。

高層棟(オフィス・ホテル)の規模は、地上29階建・最高高さ126m、駐車場を含む延床面積約94,000㎡(京阪グループ区分所有分)で、特定業務代行者は大林組に決定している。

  • 7~11階 京阪電気鉄道株式会社 事務所
  • 12~15階 賃貸オフィス
  • 面積 約680㎡(1フロア)

天空のスカイスパ

高層棟の19階~26階は「カンデオホテルズ(139室)」が入居し、宴会場、レストランを併設し最上階には露天風呂付きの天空のスカイスパも配置する。

  • 19階はロビーフロア(宴会場、レストラン)
  • 26階は露天風呂付きの天空のスカイスパ

ホテルフロントロビー

ホテル客室

住宅棟は29階建・高さ109m・202戸の賃貸タワーレジデンスとなる。

低層棟は10階建の商業施設となる予定。

出典 京阪HD

名称枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業3工区
所在地枚方市岡東町2番6の一部外
用途店舗・事務所・ホテル・共同住宅・駐車場
開発区域の面積22,276.37㎡
敷地面積22,266.90㎡(15,000㎡京阪グループ区分所有)
建築面積18,346.83㎡
延床面積約94,000㎡(駐車場を含む)
構造鉄骨造・鉄筋コンクリート造
高さ126.70m
階数地上29階
住宅戸数202戸
駐車場460台(住宅用80台)
ホテルカンデオホテルズ(139室)
事業主
  • 枚方市駅周辺地区市街地再開発組合
  • 京阪HD
  • 京阪電気鉄道
監理日建設計
施工大林組
着工2021年9月下旬
竣工2024年3月末日

機能延床面積事業内容
商業約 23,500㎡1~4 階、4 層。既存の鉄道高架施設と 1・2 階で接続。
2 階通路は枚方市駅東改札口から天野川に架かる天津橋まで直接アクセス可能で、枚方のまちに開かれた散歩道のような施設。自然の温かみを感じられる環境の形成や、特徴が異なるアベニューの積層など、様々な出会い・シーンが生まれる場として、歩いて楽しい回遊空間、そして、五感に響く、枚方で一番心地良い場所の実現を目指す。
オフィス約 6,800㎡高層棟 7~15 階、9 層。低層棟 5 階、1 層。
ニューノーマルの働き方に即した、安全・安心・快適なオフィス空間を設計中。デザインの一体性や空間の魅力向上等を軸とした、質の高いコミュニケーションを叶えるオフィスの実現を目指す。
ホテル約 5,800㎡[カンデオホテルズ※]
高層棟 19~26 階、8 層、客室数 139 室。宴会場、レストランを併設。最上階には露天風呂付きの天空のスカイスパも配置。デザイン性にもこだわり、地元とともに光り輝く、ランドマークとなるホテルを目指す。
住宅約 10,600㎡5~29 階、1LDK(30 ㎡)~3LDK(80 ㎡)、202戸。
商業・オフィス複合開発、駅直結型の賃貸タワーレジデンス。
共用施設として、コンシェルジュが駐在する「ラウンジ」や、「フィットネスルーム」を設置予定。
在宅ワークを想定した住戸プラン等、ニューノーマルの生活に即したこれからの住まい」を意識した商品企画を検討中。
第3工区合計約 46,700㎡駐車場を含む延床面積約94,000㎡(京阪グループ区分所有分)

出典 京阪HD

第3工区内に4棟を建設する

第3工区棟階数(総戸数・客室数)高さ
高層棟26階建(19階~26階 ホテル139室)126m
住宅棟29階建(5~29階 賃貸202戸)109m
低層棟10階建
駐車場棟10階建?460台(住宅用80台)

 

駐車場棟から建設する理由

建設予定地は、現在、駐車場となっていおり、その移転先として先に駐車場を建設するものと思われる。

2022年6月(南から撮影)

2022年6月(南西から撮影)

駐車場の南側(写真の右)に住宅棟(地上29階・高さ109m・202戸)を建設すると思われる。

住宅棟は鉄筋コンクリート造のため工期が長いので、高層棟(オフィス・ホテル・鉄骨造)よりも先に着工しているのだと思う。

2022年6月(南から撮影)

当ブログの予想では、高層棟(オフィス・ホテル)は、駐車場の西(写真左)に建設されると思われる。

 

出典 枚方市(変更前)

 

出典 京阪HD

 

出典 枚方市

出典 枚方市

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