2018年度 関西エアポート連結決算【関空・伊丹空港・神戸空港】

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関西空港(筆者撮影)

2018年度 関西エアポート連結決算

項目関西3空港成田
営業収益全体2,204億円2,497億円
航空系902億円1,108億円
非航空系1,301億円1,386億円
営業費用1,233億円1,584億円
減価償却費398億円
営業利益573億円558億円
経常利益461億円536億円
当期純利益296億円358億円

関西空港は2018年9月の台風21号の被害を受けたが、2018年度の関西3空港の合計利用者数は合計で4,890万人と過去最高を記録した。

ちなみに、成田空港の利用者数は4,315万人(2018年度)だった。

また営業収益(売上高)は2,204億円と前年比7%増加、当期純利益も296億円と前年比5%増加した。

台風21号による被害の復旧費は81億円だった。

関西エアポートは、今後5年間で、3空港全体で総額1,350億円の投資を行う。これとは別に関空第1ターミナルに1,000億円を投資し、2025年までに年間処理能力を1,000万人増加させる。

 

コメント

2018年度の関西3空港の合計の営業利益は578億円と成田空港の558億円を抜いた。

改めて、関空のポテンシシャルの高さを証明した。

しかし、2025年までに、関空第1ターミナルの1,000億円投資など、やるべきことは多い。

そんな忙しい時期に、関西全体から見れば経済効果のない神戸空港国際化に時間をかけると、上り調子の関西3空港運営の勢いが削がれる可能性がある。

神戸市は神戸空港の運営権を民間会社に売却したのだから、民間会社の空港運営に口を出すべきではない。

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