出典 平成29年度航空輸送総計(国土交通省)
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神戸空港の平成29年度(2017年度)の利用者数は307万人と過去最高を記録した。
しかし、国土交通省の平成29年度航空輸送総計で確認すると、
「羽田空港-神戸空港-長崎空港」の経由便利用者数が約57万人になっている。
路線 | 神戸市発表(2017年度) | 国土交通省発表(2017年度) |
羽田~神戸 | 1,108,171人 | 723,434人 |
神戸~長崎 | 324,351人 | |
羽田~神戸~長崎(経由便) | 571,690人 | |
合計 | 1,432,522人 | 1,295,124人 |
羽田~神戸~長崎(経由便)の利用者は、神戸には用事がないし、空港で飛行機を乗り換えるだけに過ぎない。
経由便客は神戸市民が神戸空港を利用した実績ではないし、経由便が直行便になれば、神戸空港の利用者数が一気に約57万人減少することになる。
神戸市発表の「羽田~神戸」利用者数約110万人も、経由便客を除くと約72万人となるのではないか?
それに、神戸空港は大手よりも運賃の安いスカイマークが就航してるので、大阪府民も多く利用しているのではないか?
神戸空港は安い運賃で集客しているだけで、神戸をスルーして大阪や京都に行く利用者が多いのではないか?
神戸空港の利用者数は307万人と過去最高で業績順調のように見えるが、内容を見ると神戸市民が神戸空港を頻繁に利用しているとは思えない。