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神戸市役所2号館 2025年度以降 55,000平米の新庁舎に建替 【ハイクラスホテル 音楽ホール 入居】

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出典神戸市

神戸市は三宮にある市役所2号館を延床面積55,000平米の複合施設として建替える。市庁舎機能以外に「ハイクラスホテル」「国際的なビジネス拠点」「音楽芸術拠点となる音楽専用ホール(800席)」も入居する。

民間会社が建物を建設し、神戸市役所が「市役所部分」「音楽ホール」を190億円で買い取るスキームとなる予定。

神戸市役所2号館は1957年竣工で、8階建ビルだったが、1995年の阪神・淡路大震災で6階部分が倒壊したため、6階以上を撤去し、現在は5階建て(延床面積15,000平米)となっている。

建替後の新2号館は、神戸市役所1号館(30階建、高さ132m、延床面積約52,000平米)と同規模の延床面積で、20階以上の超高層ビルと予想される。

神戸市のHPでは、「にぎわい集客施設」とあるが、当ブログでは独自解釈で「ハイクラスホテル」と読み替えしています。「にぎわい商業機能」も「商業施設」として記載しています。

また、神戸市発表の案では、超高層ビルと低層ビルの2棟になっているが、当ブログでは「ホテル棟(超高層ビル)」と「行政棟(低層ビル)」と読み替えしています。

 

2019年6月(筆者撮影)

 

出典 神戸市

新2号館の規模と構成

機能別構成 規模
庁舎機能 15,000平米
音楽ホール 7,000平米(800席)
にぎわい集客機能(ハイクラスホテル) 14,000平米
にぎわい商業機能(商業施設) 7,000平米
駐車場・機械室等 12,000平米
小計 55,000平米
連絡ロビー・エネルギー施設 5,000平米
合計 60,000平米

出典 神戸市

 

神戸市役所 新2号館 物件概要

名称 神戸市役所2号館建替
所在地 神戸市中央区加納町6
延床面積 55,000平米
階数 20階程度
ホテル棟(超高層) 14,000平米(ハイクラスホテル)
7,000平米(商業施設)
行政・音楽ホール棟(低層) 約15,000平米(市役所業務)
7,000平米(中規模音楽ホール 800座席)
基本計画策定 今後策定
市役所機能・音楽ホールの事業費 190億円
完成予定 2025年以降

 

コメント

三宮駅からウオーターフロントや旧居留地への回遊性を向上させるため「にぎわい・集客」施設つまり「ハイクラスホテル」を入居させる。

商業施設も当然ハイクラスホテルに合わせて高級ショップになるのではないか?

三宮駅の再開発が遅れているのに、なぜ市役所2号館の開発計画が先行するのか?

そもそも、三宮駅の容積率など規制緩和をすれば、JR西日本が「ハイクラスホテル」が建設するはずだ。

なぜ、神戸市が「ハイクラスホテル」の計画をするのか?民業圧迫ではないか?

三宮駅前のツインターワーにも音楽ホール(1,800席)を設置するが、なぜ、離れた場所に中ホール(800席)を設置するのか?

 

神戸市の意図を推測

神戸市としては、巨大三宮駅ビルで宿泊・飲食・音楽鑑賞が完結すれば、旧居留地やウォーターフロントが衰退すると思っているのだろう。

そのため、三宮駅再開発が難航しているのではないか?

もしそうなら、三宮駅再開発は市庁舎2号館の建替え後の2025年以降になる可能性もある。場合によっては2030年頃かもしれない。

また、新2号館に「ハイクラスホテル」が入居しても、JR三ノ宮駅ビルに同格のホテルが建設されれば、新2号館のホテルは立地が悪いので競争に負ける。

そもそも1号館より高さが低くなると予想される新2号館に「ハイクラスホテル」は無理な計画だ。

結局、客単価の安い「ビジネスホテル」になる可能性があるが、民間事業者の負担金は200億円以上となるため採算は合わないだろう。

神戸市役所の公務員は高給だろうから、須磨水族園も入園料3,100円と高額な計画にもかかわらず平気で進めているのではないか?

神戸市役所新2号館の中にハイクラスホテルを入居させても平均的な神戸市民は利用することはないだろう。

なんのために、神戸市役所は「ハイクラスホテル」を計画しているのか?

もちろん、都市にはハイクラスホテルは必要だが、民間がやるべきことで、行政の仕事ではないと思う。

一部の上級市民しかメリットのないハイクラスホテルを神戸市民の財産である神戸市所有地に建設すること自体どうなんだろうか?

これでは、多くの神戸市民は健康保険料や市民税などの負担が増加するだけでメリットがないのではないか?

本来、神戸市の批判をするのは地元新聞社の役割だが、その地元新聞社は神戸市から容積率1,600%という破格の厚遇を受けて駅ビルを建設して儲けているから、神戸市役所の批判はしないのかもしれない。

 

周辺の劇場ホール

名称・所在地 劇場規模
国際会館(開業中) 2,112座席
三宮駅前・雲井通複合再開発(計画中) 1,800座席
市役所2号館(計画中) 800座席

劇場については、既存の国際会館や計画中の三宮駅前・雲井通複合再開発計画に入居する劇場(1,800席)と規模を棲み分けしているようだ。

新2号館のホールはクラシック専用となるようだが、海外から有名オーケストラを呼ぶためには2,000席くらいないと採算が合わない。

したがって、800席では、大学のサークルレベルの発表会が中心になるかもしれない。それなら三宮の一等地に音楽ホールを建設する意味はない。郊外か大学の中に市民も利用できる音楽ホールを建設した方がいいのではないか?

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