(2021年版ブロガー予想)神戸阪急「百貨店」の建替はどうなる?

(筆者撮影)

2021年10月、JR三ノ宮新駅ビルの構想「高さ160m・延床面積10万㎡・2029年度開業予定」と発表された。

そこで、改めて「神戸阪急(デパート)」の建替を予想してみた。

 

JR三ノ宮新駅ビル構想

JR三ノ宮新駅ビル構想

JR三ノ宮新駅ビルの延床面積は10万㎡と発表されたが、フルスペックのデパートは入居しないと予想される。

というのは、フルスペックのデパートの規模は延床面積10万㎡(店舗面積6万㎡)が一般的だが、JR三ノ宮新駅ビルは「商業施設」「オフィス」「ホテル」の合計の延床面積が10万㎡なので「フルスペックのデパート(延床面積10万㎡)」が入居するには規模が小さい。

神戸阪急(デパート)としては、JR三ノ宮新駅ビルが2029年度に完成した後もJR三ノ宮駅に隣接の唯一のデパートの立地に変化はなく、建替を急ぐ必要はない。

また、エイチ・ツー・オーリテイリング(大阪市)は2021年7月28日に中期経営計画(2021-2023年度)を発表し、神戸阪急(神戸市中央区)と高槻阪急(大阪府高槻市)のリモデルすることを明らかにした。

投資額は2022年ー2023年度の2年間で2店合計100億円となる。

リモデルは2023年度に完成する予定なので、その後数年間は建替はしないと予想される。

店舗内容
神戸阪急都市型百貨店モデル+神戸らしさ
高槻阪急新・郊外型百貨店モデル(百貨店+SCのベストミックス)
投資額2店合計100億円
期間2022-2023年度

 

 

阪急線と神戸市営地下鉄相互乗り入れ

JR三ノ宮新駅ビルの完成が2029年度だが、工事期間中に阪急線神戸線と神戸市営地下鉄相互乗り入れの工事を同時並行して行うことは不可能と思われる。

したがって、もし相互乗り入れが実現するとしても、2030年着工・2040年完成と予想される。

 

神戸三宮阪急ビル(南面を撮影)

本来、ビルの南側に窓を設置することが多い。

しかし、神戸三宮阪急ビルの低層階~中層階(4階~15階)の南面には、窓が極端に少ない。

神戸三宮阪急ビルは南側に増築できるのではないか?

 

月刊神戸っ子(KOBECCO)2017年7月号には「三宮駅ビル建て替えプロジェクト始動! 目に見えてきた神戸の将来像」との記事が掲載されている。

神戸市長 久元 喜造 さん
阪急阪神ホールディングス株式会社 代表取締役社長 角 和夫 さん

(角 和夫 さん)私の夢を言わせていただくと、阪急神戸線と地下鉄西神山手線が相互直通運転できればと。そうすると、神戸の中心で東西に場所を取っている神戸三宮駅が地下化され、貴重な空間が出現する

引用 https://kobecco.hpg.co.jp/8018/

 

阪急阪神HD角社長の「阪急神戸線と地下鉄西神山手線が相互直通運転できれば(中略)、神戸の中心で東西に場所を取っている神戸三宮駅が地下化され、貴重な空間が出現する。」と言う発言は、神戸三宮阪急ビルの南側にある「神戸三宮駅」を撤去した跡地を再開発するという趣旨と思われる。

実際「阪急梅田百貨店」や「阪神梅田百貨店」は1期工事で半分を建設し2期工事で全体を完成させている。したがって「神戸三宮阪急ビル」の南側増築もありえない話ではない。

しかし、阪急神戸線と神戸市営地下鉄の相互乗り入れは早くても2040年と予想されるので、それまで老朽化している「神戸阪急百貨店」の建替を待つわけにいかないと思う。

JR三ノ宮新駅ビルの完成が2029年度と発表されたことで「神戸阪急百貨店」は現在の所在地で建替する可能性が高くなったと思う。

一方「JR三ノ宮新駅ビル」にはフルスペックのデパートは入居しないと予想されるので、「神戸阪急百貨店」としては2029年まで、JR三ノ宮駅に隣接する唯一の大型商業施設(百貨店)として売上がある程度期待できるので、急いで建替える必要はない。

もし建替するのであれば、2029年度以降になると思われる。早くて2029年解体・2030年新築着工・2034年完成というスケジュールになるのではないか?

しかし、今から10年後に百貨店(デパート)という業態がそのままの形で存続できるかは、検討の余地があると思う。

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