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【コラム】神戸空港国際化は国土交通省が主導か?

松井大阪府知事は、神戸空港国際化を容認しているが、実は国土交通省が主導していると当ブログは見ている。

2025年の大阪万博誘致は国土交通省が動かないと成功しなかった。松井大阪知事は、大阪万博誘致と神戸空港(伊丹空港)の規制緩和(国際線就航)をバーターとして受け入れたのではないか?

と思うのは、実は伊丹空港についても同じようなことがあったからだ。

 

1994年に関西空港が開港した時、伊丹空港は騒音問題があるので廃港されると思われていた。

ところが、伊丹空港の地元自治体である兵庫県伊丹市が「伊丹空港存続を要望」した形で伊丹空港の存続が決定した。

しかし、実際は、関空の滑走路1本では急増する便数を処理できないと言う理由から国土交通省(当時の運輸省)は、伊丹市からの要望という形で「伊丹空港存続」することになったと思われる。

これも表面的な理由で、本当のところは、国土交通省の天下り先である国内大手エアラインに配慮して、羽田空港~伊丹空港路線の利用者数を減らさないということが目的だった可能性もある。

国土交通省は神戸空港の規制緩和に否定的だったが、なぜ国際化を容認するのかを当ブログで考えてみた。

 

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コメント

国土交通省の本当の狙いは伊丹空港の運用時間の1時間延長だと思う。

そのために、まず神戸空港を国際化するのではないか?

次に、伊丹空港への国際線就航と同時に現在7時~21時という運用時間を、7時~22時まで延長させる作戦ではないか?

 

なぜ、国土交通省は伊丹空港の運用時間延長を計画しているのか?

国土交通省や大手エアラインにとって最優先事項は、羽田空港、成田空港の首都圏ダブルハブに日本全国から路線を集中させることだ。

2016年4月、関空の運営権は「関西エアポート」に売却され、その後の経営も順調であることから、国土交通省にとって関空の優先度は低くなった。

国内大手エアラインの国際線は、ほとんど羽田と成田に集中している。

関空には国内大手航空会社の国際線は就航していない。

国内大手エアラインと言えども、国際線の競争は激しく、羽田、成田に加え関空まで国際線を就航させる余力はない。

 

したがって、国土交通省や大手国内エアラインとしては、伊丹空港から羽田・成田経由の国際線利用者数を増加させる必要がある。

そのために、伊丹空港の運用時間延長を計画しているが、地元住民の反対もあり簡単ではない。

そこで、まず、神戸空港を国際化し、次に、伊丹空港も国際化という流れを作り、伊丹空港の運用時間延長を地元に飲ませるつもりではないか?

 

伊丹空港、神戸空港では、関空の代替はできない

素人さんは、関空が運用できないとき、伊丹空港、神戸空港で代替ができると思っている。

さすが、素人さんだ。

例えば、素人さんは、国際航空貨物は、貨物専用便で運ばれると思っている。

しかし、実際には、国際航空貨物の半分は、旅客機の貨物スペースで運ばれる。

つまり、国際線旅客機は、乗客と貨物を運ばないと採算が悪い。

 

伊丹空港、神戸空港で関空を代替するならば、普段は使用しない年間50万トンの貨物を処理できる巨大な国際貨物施設を建設する必要がある。

繰り返しになるが、この巨大な貨物施設は普段は稼働しないが、関空が使用できないときに代替施設として稼働するだけだ。

10年に1回か、20年に1回のために、毎日点検、修理をしないといけない。

 

ちょっと、考えれば、伊丹空港や神戸空港が関空の代替にならないことはすぐに分かる。

その程度も分からないようなレベルの低い者がテレビでコメンテイターをしているのだから、飽きれる。

素人ブロガーさんはもっとレベルが低いけどね。

 

まとめ

神戸空港の国際化はやってもいいが、結局、最終的には伊丹空港の運用時間延長につながり、羽田・成田の首都圏ダブルハブが強化されるだけだ。

それは、関西経済にとってはデメリットでしかない。

神戸や兵庫の「やってます」アピールのために、また、関西経済が弱体化するのか?

国土交通省の首都圏空港強化という罠に簡単に騙される神戸、兵庫ってどうなんですか?

 

ちなみに、羽田空港は現在4本の滑走路を5本に増設する計画がある。

成田空港は現在の2,500mB滑走路を3,500mに延長し、さらに3,500mのC滑走路を新設する計画が進んでいる。

普通の頭があれば、神戸空港国際化は、羽田や成田のハブ空港強化の作戦の一部だと分かると思うが、素人さんは、目の前のことしかわからんようだ。

神戸空港は週1便~2便の国際チャーター便導入して喜んでも、神戸経済にはほとんどメリットはない。

乗客の9割は京都や大阪に行って、神戸を素通りする可能性もある。

 

神戸空港国際化の先は「ターミナルビル建設」と「ポートライナー8両化」

神戸空港を国際化すると、現在のターミナルビルでは利用者を処理できない。

そうすると少なくとも100億円規模の国際線ターミナルが必要になっている。

さらに、ポートライナーも現在の6両から8両化することになるだろう。

神戸市民は、数年に1回乗るかどうかの神戸空港国際線導入のために、数百億円の建設費を負担をすることになるかもしれない。

 

4,400億円投資した神戸医療産業都市

グランフロント大阪の投資額は約6,000億円だったので、もし、神戸が4,400億円を三宮駅周辺の再開発に使っていたら、今ごろはグランフロント大阪に匹敵する巨大なビル群が神戸に出来ていたかもしれない。

神戸は、神戸空港国際化よりも先にやることがあるのではないか?

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