ニュース 話題 交通 神戸・兵庫

2020年春「関西3空港懇談会」開催へ「神戸空港の国際化・関空発着枠拡大」の合意を目指す

更新日:

神戸空港(筆者撮影)

産経新聞によると

関西経済連合会の松本正義会長は、関西空港、伊丹空港、神戸空港の調整を行う「関西3空港懇談会」を2020年春に開催し、「神戸空港の国際化・関空発着枠拡大」の合意を目指す。

関空の発着枠拡大

関空の年間発着枠は現在23万回だが、吉村洋文大阪府知事これを年間30万回まで引き上げる目標を示している。

 

神戸空港国際化

神戸空港の国際化については、2019年5月11日の関西3空港懇談会で「2025年までの中期的な検討課題」となっていた。

さらに松本関経連会長は「神戸空港は貧弱で、国際空港というには恥ずかしい」とし、現在のターミナルビルの拡張や道路、新交通システムのアクセス強化を国際線就航の条件とした。

スポンサーリンク



コメント

関空の発着枠拡大はそれほど問題なく合意できる思われる。神戸空港の国際化は2025年頃の中期的検討課題となっており、神戸空港へのアクセス改善と神戸空港ターミナル拡張の2つの課題がクリアになれば合意できる可能性がある。

ただ、神戸空港へのアクセス手段である「ポートライナー」の8両化には700億円~800億の費用がかかるので、神戸市としては断念すると思われる。

実際「ポートライナー」が最も混雑するのは朝の通勤時間帯(午前7時半~午前9時)なので、この時間帯についてはバス便で対応するとみられる。

 

神戸市の神戸空港アクセスバス改善案

JR新神戸駅から空港方面への都市計画道路「生田川右岸線(1.5km)」を現在の片側2車線から片側3車線に拡幅する。

さらに、ポートアイランド2期と神戸空港を結ぶ「神戸スカイブリッジ(約1.2km)」を現在の片側1車線を片側2車線に総工費25億円で拡幅する。

将来的に、神戸市の陸側とポートアイランドを結ぶ「港島トンネル」をJR新神戸駅方向に延伸することも検討する。

「専用道路」「次世代バス輸送システム(BRT)」「交差点での信号制御」などの導入も検討し神戸空港のアクセスを改善する。

5年後に朝の通勤時間帯(午前7時半~午前9時)に「三宮~神戸空港間」の運行間隔を5分間隔に増便し、所要時間は20分とする。

引用・参照 神戸新聞

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202001/0013009631.shtml

 

当ブログの考え

朝の通勤時間帯(午前7時半~午前9時)に5分間隔(所要時間20分)でバスを運行するなバスは10台と運転手が必要になる。

しかし、それを過ぎれば、ポートライナーの混雑は緩和されるのでバスの需要はない。1日1時間半しか需要のないバス路線が黒字になるはずがない。年間数億円の赤字になるのではないか?

それでもポートライナー8両化の費用700億円~800億円よりも安いという判断だろう。

平均的神戸市民は5年に1回くらいしか国際線を利用しないだろうが、ポートアイランドに通勤、通学、通院する人は毎日、大きなスーツケースを持った外国人観光客に迷惑することになる。

さらに、三宮駅でJR新快速に乗り継いで大阪や京都に行くと思われるので、こちらも通勤電車が混雑して多くの人が迷惑するだろう。

通勤電車の大混雑で、神戸に住む人も少なくなって神戸市の人口はますます減少するだろう。

神戸空港の国際化は一部の人にしかメリットがなく、多くの神戸市民にとっては百害あって一利なし。

外国人観光客のオーバーツーリズムが問題となっている京都に行ってみればわかるだろう。

神戸空港国際化と言っている人たちは、京都のオーバーツーリズム問題を研究したことがあるのだろうか?

 

神戸三宮ー関西空港トンネル

神戸空港と関西空港の距離は約25km、神戸三宮と関西空港の距離は約35kmだから海底トンネルと作って新快速なみの速度で運転すれば、所要時間20分となる。

現在の三宮と神戸空港のアクセス時間と同じだ。

総工費は1兆円~1兆5000億円と思われる。しかし、神戸空港建設費や周辺工事費、神戸産業医療都市などに合計1兆円以上使っているので、神戸市が正しい判断をしていれば十分実現できたはずだ。

神戸市は神戸空港の失敗を認めて、関空までの海底トンネルを建設すべきだ。

 

神戸空港着陸料安すぎ問題

神戸空港の着陸料は市営時代には関空の半額だった。例えばボーイング737-800(170座席)で神戸空港は約7万円、関空は約13万円だった。

神戸空港は民営化されたが、おそらく着陸料は同じと思われる。神戸空港が国際化するなら着陸料も関空と同じにして同じ条件で公正な競争をすべきだ。

 

神戸空港は儲からない(2018年度 関西3空港決算)

項目 関西3空港合計 神戸空港単体
営業収益(売上高) 2,204億円 26億6300万円
営業利益 573億円 5億400万円
経常利益 461億円 3億7200万円
当期純利益 296億円 3億2200万円
年間利用者数 4,890万人 319万人
利用者1人当たり当期純利益 605円 100円

神戸空港の1人当たりの利益は3空港の中で最も少ない。神戸空港の利用者が増加し、関空や伊丹空港の利用者が減少すると関空会社の利益が減少する可能性がある。

 

国内線空港施設使用料(2019年)

空港 使用料(大人)
羽田空港 290円
成田空港 440円
中部空港 310円
伊丹空港 260円
関空(T1) 430円
神戸空港 0円

神戸空港は全国でも珍しいく空港施設料が無料となっている。

神戸空港が国際化しないなら、まず、空港施設料を関空や伊丹空港と同じ条件にして、公正な競争をすることが必要だ。

アドセンス

スポンサーリンク



アドセンス

スポンサーリンク



関連コンテンツ



-ニュース 話題, 交通, 神戸・兵庫

error: Content is protected !!

Copyright© 関西散歩ブログ , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.