2019年11月16日に開業した「リンクス梅田(LINKS UMEDA)」の来館者が開業10日間で500万人を突破した。
引用 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000050246.html
年間の来館者目標は7,700万人、年間の売上目標は1,700億円(ヨドバシカメラ5,000万人ン、1,200億円を含む)で、この勢いなら達成できると思われる。
郊外型ショッピングモールとの比較
「リンクス梅田」について、郊外型ショッピングモールが梅田に出来ただけという意見もあると思う。
しかし、郊外型SCの年間売上高200億円、年間来館者は500万人程度なので「リンクス梅田」は、郊外型SCの約7倍~10倍の規模になる。
これは、全国のデパート店舗別売上高の4位に相当する。
デパート店舗別売上高
ランキング | 店舗面 | 売上高 |
1位 | 伊勢丹新宿本店 | 約2,740億円 |
2位 | 阪急うめだ本店 | 約2,400億円 |
3位 | 西武池袋本店 | 約1,850億円 |
4位 | リンクス梅田(ヨドバシカメラを含む) | 約1,700億円(初年度目標) |
5位 | JR名古屋高島屋 | 約1,550億円 |
6位 | 三越日本橋店 | 約1,550億円 |
7位 | 高島屋大阪店 | 約1,410億円 |
8位 | 高島屋日本橋 | 約1,340億円 |
9位 | 高島屋横浜店 | 約1,310億円 |
10位 | あべのハルカス近鉄本店 | 約1,170億円 |
11位 | 松坂屋名古屋店 | 約1,170億円 |
「リンクス梅田」の売上高は、名古屋や横浜の売上高1位のデパートを上回って、全国で4位となる。
ヨドバシホールディングスは、今後3年以内に「リンクス梅田」と同じような商業施設を仙台と札幌で開業する予定。
つまり、大阪梅田が日本の商業施設のトレンド発信地となっている。
コメント
郊外型SCも出来た当初は、ワンストップで買い物ができ、映画も、食事もできるということで人気だった。
しかし、ネット通販が普及すると、郊外型SCの駐車場の入庫、出庫待ちの5分~10分も不便に感じるようになった。
また都心のタワーマンションに住む人が増加していたが、都心で日常の生活用品や食料品を購入できる商業施設が少なかった。
リンクス梅田の開業で、大阪梅田はデパートの高級品から日用品まで何でも買える日本で一番便利な街になったと思う。
都心に通勤する人は、平日に郊外型SCに行くことはないが、リンクス梅田なら会社帰りに立ち寄ることができる。
月に何度か郊外型SCに行く必要もなくなって、休日はより自由に過ごせるようになるかもしれない。
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2019年11月の日別ページビュー
2019年11月16日に「リンクス梅田」開業日に1日として過去最高のPVを記録した。月間ベースでも2019年11月は過去最高の136万PVとなった。
ブログをやっているからこそ、世間の人の関心の高さが分かった。
リンクス梅田は「ニトリ」や「ユニクロ」が核店舗ではあるが、ヨドバシカメラと合計で年間売上目標1,700億円という日本有数の商業施設となる。
大阪・梅田の集客力や売上高はものすごいものだと改めて思う。2025年「大阪・関西万博」、2028年「うめきた2期竣工」くらいには新宿を抜く可能性もある。
しかも、うめきた2期には4.5haの都市公園もできるので、買い物だけでなく「都市公園や緑地」も大阪梅田で楽しむことができるようになる。
ものすごいことが、大阪梅田で始まっている。