(仮称)Osaka Metro なんばビル
出典 大阪メトロ
https://www.osakametro.co.jp/company/library/20221114_2022nendo_2qkessan/2022_2Q_kessan.pdf
大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)は、「なんば駅」直結の(仮称)Osaka Metro なんばビルを2024年3月に竣工する。
建物の規模は、地上10階建・高さ約43m・延床面積約7,200㎡で、設計は大建設計、施工は浅沼組が担当する。
2022年6月撮影
写真の正面のホテルは「相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前」(13階建・276室・2019年7月開業)。
地図
(仮称)Osaka Metro なんばビル 物件概要
施設名 | (仮称)Osaka Metro なんばビル |
旧(施設名) | 旧イチエイ総合ビル(ホテル一栄) |
所在地(住居表示) | 大阪市浪速区難波中1丁目6-8 |
敷地面積 | 1,008.30㎡ |
建築面積 | 748.77㎡ |
延床面積 | 7,262.97㎡ |
容積対象面積 | 6,043.82㎡ |
構造 | 鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地上10階・地下1階 |
高さ | 42.53m |
設計 | 大建設計 |
施工 | 浅沼組 |
着工 | 2022年9月1日 |
竣工 | 2024年3月31日 |
建築計画のお知らせ
南立面図
配置図(西側に立体駐車場が設置される)
2022年6月(北から撮影)
建設予定地の近くには、「なんば駅前 空港連絡バス停留所」があるが、歩道が狭くなっているので、歩行者が通行しにくい。
配置図を見ると、建物はセットバックし、右の支柱から5m~6mの歩道幅を確保するようだ。
しかし、容積率は600%のままで、緩和されていない。
もっと大胆に歩道幅を広げ、その代わりに容積率を800%まで緩和するということもできたのではないか?
2031年に、なにわ筋「新なんば駅」が開業すれば、大阪の第2拠点となる場所だけに、将来を考えて都市計画をすすめるべきではないか?
過去写真
2022年4月
2022年4月(南東から撮影)
2022年4月(南西から撮影)
2022年4月(西から撮影)
2022年1月
2022年1月(南東から撮影)
2022年1月(南東から撮影)
2022年1月(南から撮影)
2022年1月(北から撮影)
旧イチエイ総合ビル物件概要
施設名 | 旧イチエイ総合ビル(ホテル一栄) |
所在地 | 大阪市浪速区難波中1丁目 |
敷地面積 | 約1,000㎡(当ブログ推定) |
延床面積 | 9,275.03㎡ |
階数 | 地上9階・地下2階 |
容積率 | 600%(当ブログ調べ) |
建ぺい率 | 80%(当ブログ調べ) |
竣工 | 1969年2月 |
アクセス | 大阪メトロ「なんば駅」出口すぐ |
2024年3月まで「大阪メトロなんば駅6号出入口」が閉鎖
なにわ筋線との関係?
2031年春開業予定の「なにわ筋線」の工事が「(仮称)中之島駅」「(仮称)西本町駅」で2021年10月に着工した。
当ブログの理解では、南海線(単線シールド×2本)で建設され、本物件の地下は「北行路線」になると思われる。
本物件の東側が少し「なにわ筋線」のルートにかかると思われるが、現場付近の「なにわ筋線」の深度は推定地下37mなので、地上に再開発ビルを建設することは可能と思われる。
現場付近は下の位置番号7番~8番の間で、深度は37m程度と思われる。「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」における大深度地下とは地下40m以深なので、間違っているかもしれませんが、当ブログの理解では大深度地下法は適用されないと思われる。
2022年1月(南海・新難波駅建設予定地)
南海線(出典 大阪市)
なにわ筋線 事業概要
出典 JR西日本
線路長 | 7.4km |
整備区間 | (JR)JR大阪駅地下ホーム~JR難波駅 (南海)JR大阪駅地下ホーム~南海新今宮駅 |
中間駅 | (仮称)中之島駅 (仮称)西本町駅 (仮称)南海新難波駅 |
総事業費 | 約3,300億円 |
事業スキーム | 償還型上下分離方式 |
整備主体 | 関西高速鉄道株式会社(第三種鉄道事業者) |
運行主体 | 西日本旅客鉄道株式会社、南海電気鉄道株式会社(第二種鉄道事業者) |
編成車両数 | 6両、8両、9両 |
運転本数 | 560本/日 |
列車種別 | JR(特急・普通)、南海(優等・普通) |
走行速度 | 110km/h |
整備効果 | JR大阪駅~関西空港(JR44分・南海45分)/2023年春JR48分) |
開業目標 | 2031年春 |