大阪・御堂筋2025年3月までに「長堀通~千日前通(なんば)までの側道(合計2車線)を歩道化」・「2037年に完全歩道化」

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2023年9月(新橋交差点の南:南方向に撮影)

2023年9月(心斎橋PARCO前:南方向に撮影)

2023年8月(大丸心斎橋店前:南方向に撮影)

2023年9月(大丸心斎橋店の南:南方向に撮影)

大阪・御堂筋の「完全歩道化」構想

大阪のメインストリート・御堂筋(梅田―難波、4.2km)について、大阪市や経済団体などでつくる官民の委員会は2018年3月、御堂筋の完成100周年となる2037年を目標に完全歩道化する構想「御堂筋将来ビジョン」を発表した。

但し、御堂筋はJR大阪駅~南海難波駅までの約4.2kmだが、完全歩道化するのは「淀屋橋」~「南海難波駅」までの約3km。

  • 2025年3月までに、長堀通~道頓堀川までの側道(合計2車線)を歩道化
  • 2025年3月以降に、淀屋橋~道頓堀川までの側道(合計2車線)を歩道化

 

御堂筋完全歩道化のスケジュール(2018年8月発表)

2017年 

2017年時点、御堂筋は本線4車線+側道2車線の合計6車線(一方通行)

 

2020年~2025年

御堂筋の自動車側道を廃止し、6車線から4車線とし、歩道を拡幅

 

2037年 

御堂筋の全車線を廃止、完全歩道化

 

出典 大阪市

今後の長期スケジュール

段階内容
第1段階2020年まで道頓堀川~南海難波駅までの側道(合計2車線)を歩道化
第2段階2025年以降
  • 2025年3月、長堀通~道頓堀川までの側道(合計2車線)を歩道化
  • 2025年3月以降、淀屋橋~道頓堀川までの側道(合計2車線)を歩道化
第3段階2037年淀屋橋~南海難波駅までの車道(4車線)+側道(合計2車線)の6車線を完全に歩道化

当初計画では、淀屋橋~道頓堀川までの側道(合計2車線)の歩道化を2025年までに完了する予定だったが、計画が遅れており、2025年3月の大阪・関西万博までには間に合わない。

(読者の方から情報提供いただきました。ありがとうございます。)

 

今後の短期スケジュール

日時内容
2022年10月4日長堀通から道頓堀川までの東側・西側の側道を閉鎖
2022年11月
  • 東側の側道から順次整備
  • 西側の側道は、検証後に開放予定
2025年3月長堀通から千日前通(なんば)までの側道の歩道化完成

 

自転車の通行について(当ブログ提案)

2023年8月(心斎橋PARCO前:南方向に撮影)

御堂筋の東側の側道から歩道化工事を施行している。

自転車道も整備されているが、自転車同士がすれ違いする時に歩道にはみ出してくると思う。

歩行者と自転車の接触を防ぐために、自転車は左側通行にすべきだと思う。

 

当ブログ提案の自転車の通行方法

  • 御堂筋の東側:自転車は左側通行(南方向)
  • 御堂筋の西側:自転車は左側通行(北方向)

 

2023年8月(アップルストア心斎橋付近:南方向に撮影)

2023年8月(道頓堀橋の西側・南方向に撮影)

コメント

側道の歩道化は完成していないが、歩道が広くなった部分は、以前よりも歩きやすくなった。

完成すれば、心斎橋駅=なんば駅の距離は約800mなので歩いて回遊することができる。

回遊性が高まることで「心斎橋」と「なんば」はエリアとして一体化が進み、魅力度が向上すると思う。

 

完全歩道化について

御堂筋の自動車用側道(左右2車線)を廃止し、6車線から4車線化するのは賛成だ。

しかし、自動車用車線すべてを歩道化するのはいかがなものか?

御堂筋の車線が廃止されれば、周辺の「堺筋」や「四ツ橋筋」に車が流入して、大混雑になる。

さらに、御堂筋沿いのホテルや商業施設に行く場合どうするのか?

「堺筋」や「四ツ橋筋」経由でホテルや商業施設に行くしかない。

それだと、歩道も整備されていない周辺道路に自動車が流入し、逆に歩行者が危険になる。

救急車などの緊急車両はどうするのか?

結局、「御堂筋だけ完全歩道化」しても、街全体を考えると周辺の道路環境悪化するのではないか?

御堂筋の側道を歩道化すると、歩道幅は10m~12m(片側)に拡大する。

これで十分だし、必要なら土日祝日に歩行者天国にすればいいだけ。

タクシーや運搬のために車道は必要だと思う。1車線~2車線だと、渋滞するので、やはり本線4車線は残した方がいい。

騒音や大気汚染が懸念されるのであれば、EV(電気自動車)のみ、通行可能にすべきではないか?

もし、完全に歩道化するのであれば、道路の地下に荷物用の自動運搬システムのような施設が必要になるのではないか?

 

以下は過去記事

2022年10月4日 長堀通~道頓堀川の側道を閉鎖

出典 大阪市

長堀通から道頓堀川までの区間の側道(700m)を、2022年10月4日から閉鎖した。

2022年11月の状況

2022年11月新橋交差点(北から撮影)

2022年11月新橋交差点(北から撮影)

2022年11月大丸心斎橋店の前

2022年11月道頓堀橋

2022年11月

2022年11月

 

2022年4月の状況

2022年4月(道頓堀橋の東側・北から撮影)

側道1車線が完全に歩道となっている。歩道幅(片側)は幅10m~12m。

2022年4月(道頓堀橋の東側・側道)

2022年4月(御堂筋の車道)

御堂筋の車道は本線の4車線のみになっている。左側(東)のスペースはタクシー乗り場・荷捌きスペースとして整備されると思われる。

2022年4月(道頓堀橋の西側・北から撮影)

2022年4月(道頓堀橋を西から撮影)

歩道は拡張され歩くやすくなったが、歩行者と自転車が混在している。

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