「旧イチエイ総合ビル(ホテル一栄)」の解体工事
2022年4月(南東から撮影)
「旧イチエイ総合ビル(ホテル一栄)」の解体工事が2022年4月現在、ほどんど完了しているように見える。
敷地面積は当ブログ推定で約1,000㎡、解体工事の発注者は「大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)」で、大阪メトロ「なんば駅」出口すぐの立地。
写真の正面のホテルは「相鉄フレッサイン 大阪なんば駅前」(13階建・276室・2019年7月開業)。
2022年1月(南東から撮影)
地図
(仮称)難波中1丁目解体工事概要
工事名 | (仮称)難波中1丁目解体工事 |
施設名 | 旧イチエイ総合ビル(ホテル一栄) |
所在地 | 大阪市浪速区難波中1丁目 |
解体工事発注者 | 大阪市高速電気軌道(大阪メトロ) |
解体元請け | 淺沼組 |
敷地面積 | 約1,000㎡(当ブログ推定) |
容積率 | 600%(当ブログ調べ) |
建ぺい率 | 80%(当ブログ調べ) |
アクセス | 大阪メトロ「なんば駅」出口すぐ |
現地の道路占用使用許可証の許可期限は2022年4月30日であり、その頃には解体が終了するのではないか?
もちろん「道路占用使用許可証」は延長されることが多いので確定ではありませんが、少なくとも2022年上半期には解体工事は完了すると予想される。
但し、労災保険関係成立票の期限は2022年7月30日。
2022年4月(南西から撮影)
2022年4月(西から撮影)
旧イチエイ総合ビル物件概要
施設名 | 旧イチエイ総合ビル(ホテル一栄) |
所在地 | 大阪市浪速区難波中1丁目 |
敷地面積 | 約1,000㎡(当ブログ推定) |
延床面積 | 9,275.03㎡ |
階数 | 地上9階・地下2階 |
容積率 | 600%(当ブログ調べ) |
建ぺい率 | 80%(当ブログ調べ) |
竣工 | 1969年2月 |
アクセス | 大阪メトロ「なんば駅」出口すぐ |
参照 CBRE https://www.cbre-propertysearch.jp/office/property-127111030061/
2024年3月まで「大阪メトロなんば駅6号出入口」が閉鎖
- 地下鉄の出入口の閉鎖期限である2024年3月末までに、新築工事が完了するのではないか?
- 工期は約2年なので10階~15階程度の規模と予想される。
なにわ筋線との関係?
2031年春開業予定の「なにわ筋線」の工事が「(仮称)中之島駅」「(仮称)西本町駅」で2021年10月に着工した。
なんばエリアでも、「なにわ筋線」のルート上にある「旧イチエイ総合ビル(ホテル一栄)」の解体工事が進んいる。
当ブログの推定で、敷地面積は約1,000㎡、大阪メトロ「なんば駅」出口に直結も可能な立地で、ホテル・オフィスの可能性がある。
ただ、周辺にはホテルが多く建設されており、競合を避けてオフィスという選択肢もある。
容積率の緩和を受ければ延床面積1万㎡程度の規模になるかもしれない。
当ブログの理解では、南海線(単線シールド×2本)で建設され、本物件の地下は「北行路線」になると思われる。
本物件の東側が少し「なにわ筋線」のルートにかかると思われるが、現場付近の「なにわ筋線」の深度は推定地下37mなので、地上に再開発ビルを建設することは可能と思われる。
東側部分の歩道が狭くなっているので、再開発する場合は公開空地にする可能性もあると思う。
現場付近は下の位置番号7番~8番の間で、深度は37m程度と思われる。「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」における大深度地下とは地下40m以深なので、間違っているかもしれませんが、当ブログの理解では大深度地下法は適用されないと思われる。
2022年1月(南海・新難波駅建設予定地)
南海線(出典 大阪市)
なにわ筋線 事業概要
出典 JR西日本
線路長 | 7.4km |
整備区間 | (JR)JR大阪駅地下ホーム~JR難波駅 (南海)JR大阪駅地下ホーム~南海新今宮駅 |
中間駅 | (仮称)中之島駅 (仮称)西本町駅 (仮称)南海新難波駅 |
総事業費 | 約3,300億円 |
事業スキーム | 償還型上下分離方式 |
整備主体 | 関西高速鉄道株式会社(第三種鉄道事業者) |
運行主体 | 西日本旅客鉄道株式会社、南海電気鉄道株式会社(第二種鉄道事業者) |
編成車両数 | 6両、8両、9両 |
運転本数 | 560本/日 |
列車種別 | JR(特急・普通)、南海(優等・普通) |
走行速度 | 110km/h |
整備効果 | JR大阪駅~関西空港(JR44分・南海45分)/2023年春JR48分) |
開業目標 | 2031年春 |
過去写真
2022年1月(南東から撮影)
2022年1月(南東から撮影)
2022年1月(南から撮影)
2022年1月(北から撮影)