(大阪府・JR岸辺駅) 「(仮称)ニプロ健都イノベーションパーク施設」2023年1月竣工か?

出典 吹田市(当初計画)

医療器具大手のニプロは、大阪府のJR岸辺駅北側に「(仮称)ニプロ健都イノベーションパーク施設」を建設する。

2021年10月(南西から撮影)

建物の規模(当初計画)は、地上10階・敷地面積1.6万㎡・延床面積は合計約3.4万㎡。

引用 吹田市

当ブログ調べでは、現地の建ぺい率は60%、容積率200%だが、ニプロは延床面積4万㎡以上を必要としており、容積率の割増しを受けられる「総合設計制度」の適用を視野に入れて土地を購入したと見られる。したがって「総合設計制度」が適用され延床面積が4万㎡以上に変更されている可能性がある。

参照 建設工業新聞

 

当初計画では、本施設は「ニプロの研究施設(研究開発管理本部)延床面積27,000㎡」と「オープンイノベーション推進施設(延床面積7,000㎡)」の2つの機能を有する。

また、ニプロの滋賀県草津市の研究部門の一部を移転し、補助人工心臓、カテーテル、検査・診断薬、注射・輸液等の研究開発を行う予定。

2021年10月(北西から撮影)

施工は鹿島建設が担当すると思われる。

 

現地の労災保険関係成立票の期限は(令和5年1月16日)となっており、2023年1月に竣工する予定と思われる。

 

出典 吹田市

健都イノベーションパークの全体面積は約4.0haでうち吹田市所有地は3.4haで、順次民間企業に売却している。

出典 摂津市

2018年、ニプロは「健都イノベーションパーク」の土地約16,000㎡を約18億円で取得する契約を吹田市と締結した。(市域としては摂津市だが、土地所有者は吹田市)

 

(仮称)ニプロ健都イノベーションパーク施設(当初計画)物件概要

名称(仮称)ニプロ健都イノベーションパーク施設
所在地大阪府摂津市千里丘新町200番16他
区画健都イノベーションパーク (イ、エ、オの3画地)
用途医療器具の研究開発施設
敷地面積15,839.78㎡
延床面積(当初計画)34,000㎡(ニプロ研究施設27,000㎡・オープンイノベーション施設7,000㎡)
階数(当初計画)地上10階建・地上4階建
建築主ニプロ
設計
施工鹿島建設(労災保険関係成立票より)
着工2021年8月2日(労災保険関係成立票より)
竣工2023年1月16日(労災保険関係成立票より)

 

なぜ変形敷地なのか?

イ、エ、オの3画地(出典 吹田市 一部加工)

新規で開発するにもかかわらず、なぜ変形敷地になったのか?

当ブログの予想では、ニプロは延床面積4万㎡以上を必要とし、逆算して敷地面積を決定したと思われる。

具体的には、「エ・オ」の2区画の面積は合計12,177㎡で、容積率200%で試算すると延床面積は約2.5万㎡にしかならない。

左上の「ア」区画3,663㎡も購入すると敷地面積は合計15,840㎡となり、容積率200%で延床面積約3万㎡、さらに総合設計により延床面積は4万㎡以上も可能となる。

しかし「ア」区画は駐車場くらいにしか使用されないので、街作りの観点から主要道路に面した敷地が駐車場では景観が良くない。

そこで主要道路からは見えない「イ」区画を購入することになったのではないか?

当初の区画案(出典吹田市)

吹田市の当初の区画案では、敷地の中央に東西道路を設置する予定だった。

しかし、ニプロが延床面積4万㎡以上を必要としたことから、道路の計画をやめて3区画を1敷地とし延床面積4万㎡以上の建物を建設できるように変更したのではないか?

また、当初計画の道路であれば売却代金が入らないので、吹田市にとっても有利な変更と思われる。

但し摂津市の市域なので固定資産税は摂津市に納付されると思われる。

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