出典 大阪市
医療法人「医誠会」と一般財団法人「ホロニクス医学健康振興財団」は、(仮称)医誠会国際総合病院(560床)、劇場、健美カフェ・コンビニ、ツアーデスクなど「賑わい創出」機能を持った複合施設を建設する。
建物の規模は、地上15階建・延床面積合計約6.3万㎡、設計は安井建設設計、施工は清水建設が担当し、2023年6月30日に竣工する予定。
地図
2022年3月(北東から撮影)
2022年3月(北から撮影)立体駐車場棟が先行して建設されてる。
2022年3月(東から撮影)立体駐車場棟
2022年3月(南東から撮影)手前は南敷地
建築計画のお知らせ
(仮称)医誠会国際総合病院 全体計画概要
名称 | (仮称)医誠会国際総合病院 新築工事 |
所在地 | 大阪市北区南扇町7番1,1番1,17番5の一部、大阪市北区野崎町90番の一部 |
用途 | 病院、劇業等 |
敷地面積 | 9,222.38㎡ |
建築面積 | 6,507.42㎡ |
延床面積 | 62,796.50㎡(立体駐車場棟2,302.95㎡を含む) |
容積対象面積 | 56,997.87㎡ |
構造 | 鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地上15階・地下1階 |
高さ | 69.97m |
建築主 | 医療法人「医誠会」・一般財団法人「ホロニクス医学健康振興財団」 |
設計 | 安井建設設計事務所 |
施工 | 清水建設 |
着工 | 2021年6月1日 |
竣工 | 2023年6月30日 |
アクセス | 大阪メトロ「扇町駅」から南へ徒歩約5分 |
敷地別建築物概要
敷地 | 北敷地(仮想敷地A) | 道路占有区域(仮想敷地C) | 仮想敷地B |
所在地 | 大阪市北区南扇町7番1 | 大阪市北区南扇町17番5・大阪市北区野崎町90番 | 大阪市北区南扇町1番1 |
敷地面積 | 4,470.63㎡ | 68.18㎡ | 4,683.57㎡ |
建築面積 | 3,214.32㎡ | 65.99㎡ | 3,227.11㎡ |
延床面積 | 21,747.85㎡(立体駐車場棟2,302.95㎡を含む) | 131.98㎡ | 40,919.6㎡㎡ |
容積対象面積 | 18,668.76㎡ | 131.98㎡ | 38,197.13㎡ |
構造 | 鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造 | 鉄骨造 | 鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造 |
高さ | 北棟37.99m(立体駐車場棟38.12m) | 25.08m | 69.97m |
階数 | 地上9階・地下1階 | 地上2階 | 地上15階・地下1階 |
東立面図
配置図
Twitterの意見
心身医療のメッカにしてほしい。心療内科でも神経内科でも精神科でもカバーされていない分野の。例えばガンやPBSDに対する認知行動療法。うつ病や生活習慣病のコントロールによる認知症の予防ないしMCIの治療。
— 伊藤虫兵衛 (@itochube1) March 21, 2022
再開発概要
- 約560床の高度医療施設
- 50席~200席の劇場2施設
- カフェ・コンビニなどの交流促進施設
出典 大阪市
北側施設と南側施設は連絡ブリッジで往来でき、一体的に利用できる。
出典 大阪市
扇町ミュージアムキューブ
賑わい施設として2つの劇場、ホワイエ・カフェ、キューブなどのアート複合空間を設置する。
出典 大阪市
2019年3月
2019年3月撮影
手前が「北敷地」、後方が「南敷地」
2019年3月撮影
現地の案内板では、「IMW計画」とある。これは、かつて医療法人医誠会が旧朝日放送社屋・旧ホテルプラザ跡地に計画していた名称と同じ。
また、案内板に記載されている運営主体の「ホロニウスグループ」は、医療法人医誠会と在宅介護事業などを運営するグループ名のこと。
北敷地の様子(2019年3月撮影)
南敷地の様子(2019年3月)
扇町公園から南を撮影
扇町公園から北西を撮影
近年、扇町公園周辺にはマンションなどが多く建設され人口が増加している。そういう意味で医療施設への潜在的需要は高いと思われる。
また、医療施設が充実することで、マンションの立地も有利になるという相乗効果があると思荒れる。
「もと扇町庁舎用地と南側用地」 物件概要
名称 | もと扇町庁舎用地(北側) | もと扇町庁舎南側用地 |
所在地 | 大阪市北区南扇町7-1 | 大阪市北区南扇町1-1 |
敷地面積 | 4,470平米 | 4,683平米 |
容積率 | 600% | 400% |
合計面積 | 9,153平米 | |
予定額 | 64億4780万円 |
大阪市の「もと扇町庁舎用地(北敷地)」と「扇町庁舎(南敷地)」跡地に(敷地合計 9,153平米)の売却に関する開発事業者募集プロポーザルにかかる事業予定者を決定した。
マンションなどの住居は不可で「広域からの集客・賑わいを創出し」まちの活性化に役立つ開発が要件となっていた。
事業計画の概要
- 医療施設(560床の総合病院)と、劇場、健美カフェ・コンビニ、ツアーデスク等を併設し、「賑わい創出」機能をもった複合施設とする。
- 北側 地上8階建・地下1階
- 南側 地上13階建・地下1階
- 劇場 「150席から200席のホール」1か所と「50席から100席のミニホール」1か所
- 災害時に帰宅困難者への一時滞留スペースとして開放する機能を確保する
事業予定者(3者共同)
- ヒューリック
- 医療法人医誠会
- 一般財団法人仁厚医学研究所