2022年7月1日、楽天モバイルはRakuten UN-LIMIT VIIを開始した。
これにより、データ利用量月間1GB以下無料がなくなり、月間3GBで1,078円となる。
但し、既存ユーザーと新規ユーザーとも2022年7月~8月はキャンペーンで1GB無料となる。さらに2022年9月~10月は1GB以下は約1,080円相当の楽天ポイントが付与されるので実質無料となる。
サブ回線として0円運用を続けてきたが、月間約1,080円になるとやはり、ある程度使えないと継続できない。
そこで、JR大阪駅周辺の地下街「(通称)梅田ダンジョン」で使えるかどうか、試してみました。
ヨドバシカメラ
ヨドバシ梅田タワー(地上35階・高さ149m・総延床面積約22万㎡・2019年竣工)
まずは、ヨドバシカメラの地下1階エントランス付近で確認したが、回線はつながりました。延床面積約22万㎡という巨大施設なのですべての場所で確認はできませんが、地下を含め数か所で確認しましたが使えました。
ちなみに、ヨドバシカメラでは楽天ポイントや楽天キャッシュは使用できないが、楽天EDYは使用できる。
阪神百貨店
大阪梅田ツインタワーズ・サウス(地上38階・高さ189m・延床面積約26万㎡・2022年4月開業)
阪神百貨店の地下の数か所で確認したが、全く繋がらなかった。
コメント
そもそも、楽天モバイルの電波は1.7GHz帯のため、電波の特性から地下や建物内ではつながりにくい。
ドコモ、au、ソフトバンクの3社はプラチナバンドと呼ばれる700~900MHz帯の電波を使用しており、地下や建物内でもつながりやすい。
巨大な地下迷宮と呼ばれる「梅田ダンジョン」では、楽天モバイルはつながらないことが多い。
2023年春にはJR大阪駅地下ホームが開業するが、せめて新規開業する駅くらいは何とか使えるようにしていただきたい。
楽天モバイルは、Rakuten Linkのアプリ経由であれば、国内通話が無料でかけ放題になるので、データ3GBで月間約1,078円を支払っても総合的にみれば安いと思う。
ただ、地下で繋がらないのでコード決済(QR決済)が利用できず、致命的なデメリットになっている。
JR大阪駅周辺の地下(梅田ダンジョン)で繋がれば、関西の楽天モバイルユーザーの引き留めになるのではないか?