大阪府、2023年も交通死亡事故全国ワースト1で推移(2022年を上回るペース)

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大阪府内で2023年、交通死亡事故が相次ぎ、初めて死者数が全国ワーストになった2022年(141人)を上回るペースで推移している。

参照 読売新聞

交通事故死亡者数

2023年9月18日現在(出典 交通事故総合分析センター)

(人口10万人当たりは当ブログ試算)

大阪府   :109人(前年102人)/人口10万人当たり1.23人

愛知県   :102人(前年90人) /人口10万人当たり1.35人

北海道   :85人(前年78人)  /人口10万人当たり1.62人

東京都   :85人(前年85人)  /人口10万人当たり0.61人

千葉県   :80人(前年81人)  /人口10万人当たり1.27人

埼玉県   :76人(前年76人)  /人口10万人当たり1.03人

神奈川県:74人(前年73人)  /人口10万人当たり0.80人

福岡県   :72人(前年48人)  /人口10万人当たり1.40人

茨城県   :69人(前年54人)  /人口10万人当たり2.41人

兵庫県   :65人(前年88人)  /人口10万人当たり1.19人

広島県   :54人(前年47人)  /人口10万人当たり1.93人

 

徳島県   :19人(前年14人) /人口10万人当たり2.63人

三重県   :44人(前年37人) /人口10万人当たり2.48人

富山県  :24人(前年24人)  /人口10万人当たり2.33人

日本全体:1,798人(前年1,723人)/人口10万人当たり1.43人

 

大阪で交通死亡事故が多い原因

人口10万人当たりの死者数は、大阪府1.23人、愛知県1.35人、茨城県2.41人、福岡県1.40人、徳島県2.63人と、大阪府がワーストではない。

ちなみに、当ブログ試算では全国平均は人口10万人当たり1.43人。

しかし、東京都0.61人、神奈川県0.80人と比較すると1.5倍~2.0倍も多い。

 

いらち(せっかち)運転

読売新聞によると、大阪府警は「信号無視」「速度超過」「バイクのすり抜け」などの違反行為を「いらち(せっかち)運転」と表現している。

コメント

市内の信号のない交差点などで、右折左折すること自動車が多い。

 

自転車死亡事故が多い

読売新聞によると、大阪市中心部に急な坂道が少なく、自転車利用者が多く、自転車事故の負傷者数は3,322人(2022年)で全国政令市で最多だった。

また、2023年7月末で大阪府内では自転車事故で24人が死亡している。

(コメント)

小さい時から自転車のマナーが悪く、そのまま、大人になって、自動車を運転するから、自動車の運転マナーも悪いのだと思う。

長期的な視点でいうと、自転車のマナーを徹底すべきだと思う。

 

歩道が少ない

大阪市内中心部の淀屋橋や本町付近も御堂筋から少し入ると歩道がない道路が多い。

 

横断歩道の白線が消えている

大阪府内の道路は白線が消えている場所が多い。特に横断歩道も半分くらい白線が消えている場所もある。

 

福岡県では「交通死亡事故警戒宣言」

大阪府と同じく、交通死亡事故が急増している福岡県は2023年4月20日に「交通死亡事故警戒宣言」を宣言している。

大阪府の動きは、遅いと思う。

 

交通事故の分析が不十分

交通事故と言っても様々なケースがあるが、どういうケースが多いか、分析が足りないと思う。市町村ごとに「目標」を設定して、各市町村ごとに周知すべきだと思う。

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