大阪市北小学校跡地再開発計画 (出典 大阪市)
住友不動産は2014年4月に大阪市から大阪北小学校跡地を約145億円で購入し、56階建て高さ191mの複合タワーマンションを建設している。
すでに2018年7月に着工しており、2022年3月下旬に竣工予定。
中高層階 | 高級賃貸マンション | ラ・トゥール |
低層階 | ホテル(202室) | 住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社 |
商業施設 | リンクモール |
当初は、分譲マンション836戸の予定だったが、すべて高級賃貸マンション「ラ・トゥール」ブランドに変更された。
ホテルは客室数202室で、「住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社」が運営する予定。
関西ではヴィラフォンテーヌ心斎橋、ヴィラフォンテーヌ神戸三宮、ヴィラージュ京都に次ぐ4棟目となる。
2019年6月(東から撮影)
新御堂筋側の様子(2019年6月)
完成予想図(新御堂筋側)
完成予想図(お初天神通り商店街側)
完成予想図(リンクモール 曽根崎中州通り)
コメント
旧大阪北小学校の前身は1875年設立の曽根崎小学校で1985年に堂島小学校と統合し、大阪北小学校となった。
その後、都心のドーナッツ化現象により、児童数が40人にまで減少し、2007年に閉校した。
超高層複合ビルが建設されることで、雑然とし、居酒屋などが多い曽根崎エリアが茶屋町のような洗練された雰囲気の街に一変する可能性がある。
茶屋町もNU茶屋町、茶屋町アプローズなどができた結果、おしゃれな路面店も多く出典し街が一変した。
また、地下鉄谷町線東梅田駅からのアクセスがよく、地下鉄谷町線沿線全体のイメージアップにつながる可能性もある。
新御堂筋に面しており、外国人観光客もバスアクセスがいい。
今までは、難波・心斎橋の方が外国人観光客が多いイメージだったが、今後はキタエリアも外国人観光客の増加が見込まれる。
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事業計画概要
事業計画地 | 大阪市北区曽根崎2丁目73番2 |
敷地面積 | 6,837.63平米 |
建築面積 | 4,940.65平米 |
延床面積 | 107,560.37平米 |
容積率対象面積 | 75,160.24平米 |
高さ | 191.675m |
構造 | 鉄筋コンクリート造・一部SRC造及び鉄骨造 |
階数 | 地上56階・塔屋2階・地下1階 |
高層部 | 住戸数836戸(1LDK~4LDK) |
中層部 | 宿泊特化型ホテル(客室数202室) |
低層部 | 店舗・公益施設(高さ16mまで) |
事業主 | 住友不動産 |
設計 | 大林組 |
施工 | 大林組 |
着工 | 2018年7月2日 |
竣工 | 2022年3月下旬 |
建築計画のお知らせ
立面図
配置図
ホテル部分
- 施設延床面積 7,600.55平米
- 客室数202室
- ホテルエントランス 1階
- ホテルロビー・客室 4階~8階
フロア構成
アクセス