「うめきた2期」出典 umekita2.jp
「うめきた2期(グラングリーン大阪)」はJR大阪駅北側の旧貨物駅跡地の再開発計画で、「南街区」「北街区」「都市公園」「西口広場」の4つのエリアに分かれる。
うめきた2期全体の開発面積は約17ha・地区面積約9.1ha。
このうち「南街区」は「南街区賃貸棟(ホテル2軒とオフィス)」と「南街区分譲棟(タワーマンション)」の2棟で構成される。
南街区賃貸棟(西棟・東棟)の規模は、地上39階・高さ182m・総延床面積約32万㎡で、2024年11月に竣工する予定。
ホテル阪急グランレスパイア
エントランス1F
名称 | ホテル阪急グランレスパイア大阪 |
英語表記 | Hotel Hankyu GRAN RESPIRE OSAKA |
所在地 | 大阪駅北大深西地区 土地区画整理事業区域内(南街区賃貸棟・東棟 5 階~28 階) |
客室数 | 482室 |
客室面積 | 23㎡中心 |
クラブフロア | 26階~27階 |
クラブラウンジ | 27階 |
宿泊者専用ラウンジ | 6階 |
付帯設備 | レストラン、バー、ラウンジ、フィットネス など |
開業時期 | 2024年度下期 |
客室
南街区賃貸棟(東棟:28階建)の5階~28階には、阪急阪神HD系の「ホテル阪急グランレスパイア」(482室)が入居する。
客室面積は1室当たり約23㎡で、レストランやフィットネス施設なども設置する予定。
阪急阪神ホテルズの「レスパイア・ブランド(RESPIRE)」としては、「ホテル阪急レスパイア大阪(1,030室)」に次いで2施設目となる。
1号店の「ホテル阪急レスパイア大阪」は、トリプル対応の客室を設置しインバウンド客を取り込む。
2号店の「ホテル阪急グランレスパイア」はビジネス客を顧客層とし棲み分けをする方針と思われる。
阪急阪神ホテルズの最上級ブランド「ホテル阪急インターナショナル」(大阪市北区)に次ぐ価格帯とし、高級客室専用ラウンジも用意する。
2023年1月撮影
写真奥の西棟は、39階建ての20階程度まで到達していると思われる。
写真手前の東棟も、鉄骨の組立が始まっている。
2023年1月撮影
2023年1月撮影
写真の手前は東棟で、左のクレーン部分は阪急阪神HDの「ホテル阪急グランレスパイア」(28階建)、右のクレーン部分はオフィス棟(約21階建)。
2023年1月撮影
(左:東棟 / 右:西棟)
- 南街区賃貸棟(西棟・画像右奥)には「ウォルドーフ・アストリア大阪(ヒルトン系)」が入居
- 南街区賃貸棟(東棟・画像左奥)には「ホテル阪急グランレスパイア」が入居
うめきた2期南街区賃貸棟 物件概要
名称 | うめきた2期南街区賃貸棟 |
所在地 | 大阪市北区大深町1番39他 |
用途 | 事務所・ホテル・商業施設 |
敷地面積 | 25,262.07㎡ |
建築面積 | 17,586.72㎡ |
容積率対象面積 | 317,249.30㎡ |
延床面積 | 277,882.77㎡ |
構造 | 鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造) |
高さ | 181.50m |
階数 | 地上39階・地下3階 |
事業者 | 三菱地所 大阪ガス都市開発 オリックス不動産 関電不動産開発 積水ハウス 竹中工務店 阪急電鉄 うめきた開発特定目的会社 |
設計 | 三菱地所設計 |
着工 | 2020年12月上半期 |
竣工 | 2024年11月下旬 |
アクセス | JR大阪駅から北西へ徒歩2分~3分 |
建築計画のお知らせ
東立面図
配置図
都市公園(南エリア+北エリア)
都市公園(南エリア)
出典(umekita2.jp)
進出予定ホテル
(左:東棟 / 右:西棟)
街区 | ホテル名 | 階数 | 客室数 | 施設延べ床面積 |
南街区賃貸棟(西棟) | ウォルドーフ・アストリア大阪 | 2階・28階~39階 | 250室 | 33,515.67㎡ |
南街区賃貸棟(東棟) | ホテル阪急グランレスパイア | 5階~28階 | 482室 | 20,894.39㎡ |
(ウォルドーフ・アストリア大阪)
(ホテル阪急グランレスパイア)
関西最大級の都市型スパ
株式会社ラスイート(大阪市)は、南街区東棟3F、4F商業ゾーンに「関西最大級の都市型スパ」を出店する。
場所 | 南街区東棟3F、4F商業ゾーン |
面積 | 約6,000㎡ |
施設概要 | <3F>健康増進サロン、大浴場、サウナ、岩盤浴・溶岩浴、フィットネスジム、プール(屋外、屋内)等 |
<4F>レストラン、リラクゼーションラウンジ、各種マッサージ、他 |
開発スケジュール
「うめきた2期」三菱地所案(出典 UR都市機構)
2018年7月12日 | 開発事業者は、三菱地所などに決定 |
2020年4月 | 大阪市都市計画金議会で「都市計画」が承認 |
2020年12月着工 | 賃貸棟着工(南街区・北街区) |
2022年度 | 分譲棟着工(南街区・北街区) |
2023年3月18日 | JR大阪駅(うめきた地下ホーム)開業 |
2023年春以降 | うめきた2期地区の地上線路の撤去(工期1年) |
2024年 | うめきた2期街開き(賃貸棟竣工・都市公園の一部供用) |
2024年度後半 | 「ホテル阪急グランレスパイア」開業 |
2025年上半期 | 「ウォルドーフ・アストリア大阪」開業 |
2026年度 | 都市公園施設竣工 |
2028年3月 | うめきた2期全体が開業 |
「うめきた2期」開発事業者
三菱地所 |
オリックス不動産 |
阪急電鉄 |
大阪ガス都市開発 |
竹中工務店 |
関電不動産開発 |
積水ハウス |
三菱地所レジデンス |
うめきた開発特定目的会社 |
過去写真
2022年11月
2022年11月南街区賃貸棟(西棟)
2022年11月
2022年11月
写真の手前の鉄骨は、南街区賃貸棟(東棟)
2022年6月
2022年6月(南から撮影)
2022年6月(南東から撮影)
2022年6月(南東から撮影)
2022年6月(JR大阪駅から撮影)
2022年6月(東から撮影)
2022年6月(東から撮影)
南街区賃貸棟(西棟)2022年6月(北東から撮影)
南街区賃貸棟(西棟)2022年6月(北東から撮影)
2022年5月
2022年5月(南から撮影)
2022年5月(南から撮影)
2022年5月(JR大阪駅から撮影)
2022年5月(北東から撮影)
2022年5月(北東から撮影)
2022年5月(北東から撮影)
2022年3月
2022年3月(うめきた2期・南街区全景)
2022年3月(南街区賃貸棟「西棟」の鉄骨の組立が始まっている)
2022年3月(南街区賃貸棟「西棟」)
2022年3月(南街区賃貸棟「東棟」)
2022年3月(南街区を南西から撮影)