服部緑地(大阪府豊中市)に、なぜ「スタバ」がないのか?
2017/09/16
服部緑地公園
服部緑地公園は大阪府豊中市にある約126ヘクタールの入場無料の都市型公園(大阪府営)で、一般財団法人大阪府公園協会が管理している。
園内にはレストラン、レストルームもあるのだが、雰囲気のいいカフェがない。
現在のレストハウスでは、ラーメンとコーヒーを一緒のところで飲食する感じになる。
そういうところもあっていいのだが、もう少しおしゃれなカフェがあれば、府外からも観光客を呼び込めるはずだ。
以前、福岡に行ったとき、大濠公園で雰囲気のいいスタバを見つけた。
出典 福岡市HP
福岡の大濠公園は早朝から市民がランニングして、のんびりした雰囲気でよかった。
北大阪急行の緑地公園駅前に「スターバックス」(豊中緑地公園店)があるのだが、やっぱり、公園の緑を見ながらゆっくりした時間を過ごしたい。
大阪府にもメールを出したが、全く反応がなかった。
服部緑地公園は観光資源になる
数年前までは外国人が箕面の滝に観光に来るとは考えれらなかった。しかし、今では多くの外国人客が箕面の滝に来ている。
緑地公園へは大阪駅(梅田)から地下鉄で13分とアクセスがいい。都心近くに126ヘクタールの公園があるということは貴重なことだ。
服部緑地公園もきちんと整備すれば、外国人観光客も集客できる都市公園になるはずだ。
2025年大阪万博もいいけど、今ある観光資源をブラッシュアップすることも重要ではないか?
駅からのアプローチも整備が必要
新梅田シティ(梅田スカイビル)の希望の壁
北大阪急行「緑地公園駅」から緑地公園までは、徒歩10分くらいだが、歩道でタバコを吸っている人がいたり、あまり整備されていない。
「新梅田シティの希望の壁」のように歩道を緑化して整備すれば、外国人客も来る素敵な公園になるはずだ。
企業サポート制の導入
例えば日立はハワイの「日立の樹」(この木なんの木のCMで有名)の所有者に年間5,000万円を支払い、所有者はそれにより木を維持している。
出典 https://www.j-cast.com/2016/11/08282766.html?p=all
緑地公園をいくつかの区画に分け、区画ごとに企業からの協賛金を募り、公園の整備に充てるという方法もあるのではないか?
なぜうまくいかないのか?
民間企業を公園運営に参加させると、役所と関係の深い財団の仕事がなくなり、公務員の天下り先が少なくなるからかもしれない。