2024年1月~12月の利用者数の比較
(個人ブログの集計)
空港 | 関西国際空港(前年比) | 成田国際空港(前年比) |
総利用者数 | 3,064万人(+31%) | 3,981万人(+22%) |
国際線 | 2,391万人(+46%)
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3,221万人(+29%)
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国内線 | 673万人(-3%) | 760万人(-1%) |
国際航空貨物量 | 75万トン(+3%) | 195万トン(+4%) |
ターミナル数 | 2ターミナル | 3ターミナル |
滑走路 | 2本
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2本
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国際線外国人利用者数は成田空港が2,179万人(+36%)で、関西空港は1,892万人(+46%)と287万人差まで追い上げている。
増加率では、成田空港は+36%、関西空港が46%と伸び率が大きい。
関空2期島に本格的ターミナルがない
(大阪観光局 溝畑宏理事長)「欧米豪を見ると、直行便はほとんど東京行きです。それでもここ(大阪)に来ているということは(大阪が)選ばれているんですよ」
欧米からの大阪を訪問する外国人が多いが、関空への直行便は少なく、成田・羽田がばかりになっている。
国が成田空港を優遇し、関空を冷遇してるからだと思う。
通過客を除くと関西空港の利用者数は3,054万人で成田空港の3,735万人の81%の相当する。
しかし、関西空港2期島にはLCCターミナルビルがあるだけで、本格的ターミナルビルはない。
一方で、国は成田空港に8,000億円を投じ、3,500mの新C滑走路を建設し、既存の2,500mB滑走路を3,500mに延長しようとしている。
関西空港2期島に本格的ターミナルができれば、成田空港の利用者が伸び悩む可能性がある。そうなると8,000億円の成田空港拡張計画が無駄になる。
そのため、国土交通省は関西空港の利用者数をこれ以上増加させないようにしているかもしれない。
また、ANAやJALも、国道交通省の方針には逆らえず、関西空港には国際線をほとんど就航させていない。
国道交通省大臣(公明党)は、大阪府内で維新と議席を争っているので、維新が強化している関空を発展させないようにしているのかもしれない。
国土交通省にとって成田空港の拡張の方が優先順位が高い。関空2期島の本格的ターミナルの建設は成田空港の拡張後になるかもしれない。