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神戸中心市街地「三宮センター街」2022年人出は増加?【2022年・2019年・2018年比較】

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三宮センター街(2022年6月平日撮影)

2022年6月、神戸の三宮センター街に行ったことろ、かなり人出が多かった。2019年や2018年の写真と比較して1.5倍~2倍くらいの感じがする。

緊急事態宣言などが解除され、開放感から人出が多くなったのかもしれない。また、さんちか(地下街)や神戸阪急百貨店がリモデル中のため、三宮センター街の人出が多くなったのかもしれない。

ただ、三宮センター街は閉店した店舗も多く、営業している店舗もスタッフが足りず、待ち時間が長くなるなど人出の増加を売上高に反映できていないような感じがする。

 

神戸阪急新館(2022年6月撮影)

歩行者用の信号が青になると神戸阪急方向から多くの人が、三宮センター街に入っていく。

神戸阪急と三宮センター街の相乗効果があるのではないか?

大丸神戸店は、店舗外の旧居留地にブランド店を出店・誘致する「アーバンドミナント戦略」を実践しており、百貨店という「点」だけではなく「面」としてエリアを活性化させている。

それと同じように、神戸阪急と三宮センター街とのコラボにより集客力を増加できるのではないか?

 

カンデオホテルズの現場主義

カンデオホテルズの創業者は、ホテル業界に進出する際、世界2500のホテルを調査し、日本国内でも現地調査した。その結果、出張の際、会社幹部はシティホテルに宿泊し、一般社員はビジネスホテルに宿泊するということを知った。

そこで、シティホテルとビジネスホテルの中間の「4つ星ホテル」を作り上げ大成功している。

やっぱり、経営者や市長は、現場に行って、人の流れや、一般市民の声を聞くことが重要ではないか?

 

神戸阪急の建替

神戸阪急が建替するのであれば、早くて2029年解体着工・2031年~2032年新築着工・2034年~2035年完成というスケジュールになるのではないか?

もっと慎重な予想であれば、2040年頃に建替完了という見方もあると思う。

建替費用は400億円~500億円かかるだろうし、建替え期間中は売上高が大幅に減少するので、なかなか簡単ではない。

阪急にとってベストシナリオは、阪急電車と神戸市営地下鉄を相互乗り入れさせ、現在の「神戸三宮駅」を地下化することだと思う。そうなると「神戸三宮駅」跡地に「神戸阪急」を新築できる。

しかし、相互乗り入れには2000億円の建設費がかかるとされ、実現は不透明。

結局、今ある経営資源でやれることをやるしかない。神戸阪急が80億円もの大規模リモデルを実施するのはかなり評価できる。

ただ、神戸人にとっては、神戸阪急の外観に高級感がないことが不満のようだ。

(2022年6月筆者撮影)

外観は普通の百貨店で平均点以上とは思うが、敢えて言うと「垂れ幕」が多すぎるように思う。

ただ、現場の担当者としては少しでも売上高を上げるために、「垂れ幕」を多くしているのだと思う。

もし、現場の担当者が「垂れ幕」を止めて、売上高が減少すると責任問題になるので、現場の担当者が垂れ幕を止めるという決断はできないと思う。

阪急のトップが、神戸阪急をどうするか決断するしかない。

 

JR三ノ宮駅ビル建替えの遅れが影響か?

三宮ターミナルビルは2018年3月に閉館し、その後数年間は建替え計画すら発表されなかった。そのことが神戸全体の開発を遅らせた可能性がある。

もし、跡地に10万㎡のデパートが建設されるならば、周辺の商業施設の売上高に大きく影響するからだ。

さらに、「神戸市役所2号館跡地」や「神戸三宮ツインタワー2期ビル」の再開発計画も決定していない。

これらの計画が決定し、JR三ノ宮駅ビルが完成する2029年度以降に、周辺の人の流れなどを調査して、商業施設の再開発が本格化するのではないか?

大規模な商業施設の再開発には数百億円の巨額の費用がかかるので、きちんとした市場調査をしないと取締役会の議題にもならないと思う。

結局、2029年度にJR三ノ宮駅ビルが完成した後でないと、大企業と言えども動きようがないと思う。となると、神戸阪急の建替えは2040年頃かもしれない。

神戸市が関与する三宮周辺の再開発計画が遅れいることが、神戸阪急の建替が遅れている原因の一つだと思う。

 

以下は過去記事

神戸三宮センター街(2019年10月22日祝日撮影)

 

神戸三宮センター街(2018年9月撮影)

神戸市の「三宮センター街」の同じ場所を2019年と2018年の写真で比較してみた。

写真で見ても「三宮センター街」は特に変化はなく人出が多い。

実際に「神戸三宮センター街」を歩いても人出は多く、衰退しているイメージはない。神戸の人も「神戸が衰退している」とは思わないと思う。

 

神戸の魅力って繁華街から少し離れた場所にあると思う。しかし、それが観光客には伝わってないかもしれない。

休日に神戸の街歩きをしていると、人出も多いし衰退しているという感じはなかった。

しかし、大阪や京都が大きく変化しているのに、神戸はそのままでいいのだろうか?

少しずつ神戸の人口が減少し、5年~10年経つと「衰退」が明らかになるかもしれない。

 

 

神戸マルイ1F「マルイマルシェ」(2018年撮影)

2019年10月に行くと「マルイマルシェ」は多くの人で混雑していた。やっぱりお洒落なカフェやフードエリアの集客力は高いと思う。

 

トアロード(2019年10月撮影)

三宮駅から少し距離がある「トアロード」は人出が少ない。

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