2023年8月(南東から撮影)
三菱地所株式会社を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者(JV9社)は、JR大阪駅前で開発を進めるうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」の中核機能施設の名称を「JAM BASE(ジャム ベース)」に決定し、2024年9月に開業予定と発表した。
北街区賃貸棟1階~9階をメイン拠点とし、そこを起点にまち全体にさまざまな施設を配置する(図の赤色部分)
「JAM BASE」の役割
イベント利用もできる大階段(3階)
各階の活動や賑わいが感じられる吹抜け空間
(3~9階の施設中央部)
大阪の玄関口という梅田の持つ利便性と大きなブランド力、広大なうめきた公園との一体開発という利点を生かし、学生や起業家をはじめ、中小企業からグローバルカンパニー、大学・研究機関、ベンチャーキャピタル、うめきた周辺のローカルコミュニティといったさまざまなプレイヤーが集まる場所となる。
そして、新たなアイデアを形にし、社会実装・現実化への挑戦を行うことを支援することで、世界へ通じるゲート的役割を果たしていく。
「JAM BASE」の入居パートナーの一例
- 国立大学法人大阪大学
- 株式会社コングレ
- さくらインターネット株式会社
- 株式会社スマートバリュー
- セーフィー株式会社
- 株式会社トータルメディア開発研究所
- 株式会社トータルメディア開発研究所・株式会社野村卓也事務所
- 株式会社favy
- 学校法人立命館
参照 オリックス不動産
グラングリーン大阪(うめきた2期)「北街区」は「北街区賃貸棟」と「北街区分譲棟」の2棟で構成される。
- 北街区賃貸棟(キャノピーby ヒルトン大阪梅田 / オフィス / 商業施設)
- 北街区分譲棟(タワーマンション)
「北街区賃貸棟」の規模は地上26階・高さ約124m・延床面積6.5万㎡、設計は日建設計、施工は「うめきた2期共同企業体」(竹中工務店・大林組)が担当する。
2024年4月に竣工予定。
2023年8月(東から撮影)
2023年8月(北東から撮影)
北街区賃貸棟フロア構成
- 10F~25F :キャノピーby ヒルトン大阪梅田(ヒルトン系ホテル)
- 3F~9F :オフィス(JAM BASE)
- 1F~2F :商業施設
2023年8月(南から撮影)
キャノピー by ヒルトン大阪梅田
キャノピー by ヒルトン(Canopy by hilton)は、2014年にヒルトンが立ち上げたライフスタイルホテルで、日本初進出となる。
客室数は308室、客室面積は32㎡を中心とする。
ペデストリアンデッキ
グランフロント大阪とは、2Fでペデストリアンデッキ(空中歩道)で結ばれる。
2023年8月(南から撮影)
グラングリーン大阪(うめきた2期)出典 umekita2.jp
グラングリーン大阪(うめきた2期)はJR大阪駅北側の旧貨物駅跡地の再開発計画で、「南街区」「北街区」「都市公園」「西口広場」の4つのエリアに分かれる。
グラングリーン大阪(うめきた2期)全体の開発面積は約17ha・地区面積約9.1ha。
2023年8月(南西から撮影)
2023年8月(西から撮影)
2023年8月(西側低層階)
北街区賃貸棟(西側低層階)
変更前(出典 三菱地所)
グラングリーン大阪(うめきた2期)北街区(現地 完成予想図)
(左:賃貸棟 / 右:分譲棟)
地図
グラングリーン大阪(うめきた2期)北街区賃貸棟の概要
2023年8月(西から撮影)
名称 |
グラングリーン大阪(うめきた2期)北街区賃貸棟 |
所在地 | 大阪市北区大深町1番40、41の一部、1番18の一部 |
用途 | オフィス・ホテル・商業施設 |
敷地面積 | 8,402.88㎡ |
建築面積 | 5,350.00㎡ |
延床面積 | 65,421.20㎡(ホテル部分20,220㎡) |
容積率対象面積 | 54,618.72㎡ |
構造 | 鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造・一部鉄骨鉄筋コンリート造) |
高さ | 124.30m |
階数 | 地上26階・地下3階 |
ホテル客室数 | 308室(キャノピー by ヒルトン大阪梅田) |
建築主 |
|
設計 | 日建設計 |
施工 | うめきた2期共同企業体(竹中工務店・大林組) |
着工 | 2021年2月中旬 |
竣工 | 2024年4月下旬 |
建築計画のお知らせ
西立面図
配置図
フロア | 内容 |
10F~25F | キャノピー by ヒルトン大阪梅田(308室) |
3F~9F | 中核機能(オフィス) |
1F・2F | 商業施設 |
「キャノピー by ヒルトン大阪梅田」は、JR大阪駅北側の再開発エリア「グラングリーン大阪(うめきた2期)北街区」に2024上半期に開業する。
ホテルの規模は308室・延床面積20,220㎡で客室面積は32㎡を中心とするライフスタイルホテルとなる。
付帯施設として、キャノピー・セントラル、カフェ、会議室、トランスファー・ラウンジ、フィットネス等を設置する。
グラングリーン大阪(うめきた2期)「北街区賃貸棟」(26階・高さ124m・延床面積6.5万㎡・2024年4月竣工)の10階~25階に入居する。
「キャノピー byヒルトン(Canopy by hilton)」は、2014年にヒルトンが立ち上げたライフスタイルホテル。
キャノピー by ヒルトン大阪梅田 概要
施設名 | キャノピー by ヒルトン大阪梅田 |
英語表記 | Canopy by hilton osaka umeda |
所在地 | 大阪市北区大深町 |
客室数 | 308室 |
延床面積(ホテル部分) | 20,220㎡ |
付帯施設 | キャノピー・セントラル
カフェ 会議室 トランスファー・ラウンジ フィットネス等 |
開業 | 2024年上半期 |
過去写真
2023年3月
2023年3月撮影
2023年3月撮影
2023年3月撮影
2023年3月
2023年3月(西から撮影)
2023年1月
2023年1月撮影
2023年1月撮影
2023年1月(東面を撮影)
2023年1月(西面を撮影)
2022年11月
2022年11月(北街区賃貸棟)
2022年11月(北街区賃貸棟)
2022年11月(北街区賃貸棟)
2022年6月
2022年6月(東から撮影)(左:賃貸棟 / 右:分譲棟)
2022年6月(東から撮影)
2022年6月(南東から撮影)
2022年6月(南から撮影)
2022年6月北東から撮影
2022年5月
2022年5月(東から撮影)
2022年5月(東から撮影)
2022年3月
2022年3月(左:賃貸棟 / 右:分譲棟)
2022年3月(東から撮影)(左:賃貸棟 / 右:分譲棟)
2022年3月(賃貸棟)
2022年1月
2022年1月(左:賃貸棟 / 右:分譲棟)
2022年1月
2022年1月(賃貸棟の鉄骨の組立が始まっている)
2022年1月
2021年10月
2021年10月(賃貸棟)
2021年10月
グラングリーン大阪(うめきた2期)物件概要
「うめきた2期」三菱地所案(出典 UR都市機構)
うめきた全体概要
開発面積 | 延床面積 | 棟数 | 最高高さ | ホテル | 分譲マンション | |
うめきた1期(グランフロント大阪) | 7ha | 57万㎡ | 4棟 | 180m | 1ホテル | 1棟 |
うめきた2期(グラングリーン大阪) | 17ha | 55万㎡ | 5棟 | 185m | 3ホテル | 2棟 |
うめきた全体 | 24ha | 112万㎡ | 9棟 | 185m | 4ホテル | 3棟 |
(うめきた2期の開発面積は17haだが、地区面積は91,150㎡で都市公園面積は45,000㎡)
グラングリーン大阪(うめきた2期)概要
街区等 | 延床面積 | 棟 | 用途 | 階数 |
北街区 | 約13.8万㎡ | 賃貸棟約6.5万㎡ | キャノピーby ヒルトン大阪梅田ヒルトン | 10F~25F |
中核機能 | 3F~9F | |||
商業施設 | 1F・2F | |||
分譲棟約7.3万㎡ | 分譲住宅(600戸) | 46F | ||
南街区 | 約41.3万㎡ | 賃貸棟(西棟) | ウォルドーフ・アストリア大阪 | 2F・28F~38F |
オフィス | 6F~27F | |||
MICE施設 | 4F | |||
商業施設 | B1~3F | |||
賃貸棟(東棟) | ホテル阪急グランレスパイア | 5F~27F | ||
オフィス | 5F~17F | |||
都市型スパ | 3F・4F | |||
商業施設 | B1~2F | |||
分譲棟 | 分譲住宅(600戸) | 51F | ||
都市公園 | 約4.5万㎡(敷地面積) | |||
西口広場 |
- うめきた2期は4つの街区で構成され、そのうち「北街区」と「南街区」に超高層ビルが建設される。
- JR大阪駅に近い「南街区」の延床面積は約41.3万㎡、「北街区」の延床面積は約13.8万㎡で、合計延床面積は約55.1万㎡となる。
これらのビル群に5つ星ホテル、ウォルドーフ・アストリア大阪(250室)、ホテル阪急グランレスパイア(483室)、キャノピーby ヒルトン大阪梅田(308室)、オフィス、商業施設、MICE施設、分譲住宅(600戸と600戸)が入居する。
また、都市公園の敷地面積は約4.5万㎡で、その他の緑地を合計すると約8haとなる。
進出予定・検討ホテル
街区 | ホテル名 | ホテルクラス | 客室数 | 施設延床面積 |
南街区賃貸棟(西棟) | ウォルドーフ・アストリア大阪 | スーパーラグジュアリー(5つ星) | 250室 | 33,515.67㎡ |
南街区賃貸棟(東棟) | ホテル阪急グランレスパイア | アップスケールホテル | 483室 | 20,894.39㎡ |
北街区賃貸棟 | キャノピーby ヒルトン大阪梅田 | ライフスタイルホテル | 308室 | 20,220㎡ |
- 阪急阪神HD系高級ホテルも入居する予定
開発スケジュール
2018年7月12日 | 開発事業者は、三菱地所などに決定 |
2020年4月 | 大阪市都市計画金議会で「都市計画」が承認 |
2020年12月着工 | 賃貸棟着工(南街区・北街区) |
2022年度 | 分譲棟着工(南街区・北街区) |
2023年春 | JR大阪駅(地下駅)開業 |
2023年春以降 | うめきた2期地区の地上線路の撤去(工期1年) |
2024年 | うめきた2期街開き(賃貸棟竣工・都市公園の一部供用) |
2026年度 | 都市公園施設竣工 |
2028年3月 | うめきた2期全体が開業 |
グラングリーン大阪「うめきた2期」開発事業者
三菱地所 |
オリックス不動産 |
阪急電鉄 |
大阪ガス都市開発 |
竹中工務店 |
関電不動産開発 |
積水ハウス |
三菱地所レジデンス |
うめきた開発特定目的会社 |