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【2017年】全国百貨店売上高、大阪8,907億円、増加率は6.6%で全国1位

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日本百貨店協会は、2017年の年間地区別(都市別)百貨店売上高を発表した。

2017年1月~12月 都市別 全国百貨店売上高(年間)

都市名 2017年 2016年 前年比(増減額) 前年比(増加率)
札幌 1,579億円 1,525億円 +54億円 +3.5%
東京 1兆6087億円 1兆6013億円 +74億円 +0.5%
横浜 3,567億円 3,552億円 +15億円 +0.4%
名古屋 3,777億円 3,794億円 -17億円 -0.4%
京都 2,433億円 2,435億円 -2億円 -0.1%
大阪 8,097億円 7,594億円 +503億円 +6.6%
神戸 1,530億円 1,561億円 -31億円 -2.0%
福岡 2,061億円 2,011億円 +50億円 +2.5%

出典 日本百貨店協会の売上高を当ブログで集計・計算

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大阪地区の百貨店好調

2017年の大阪地区の百貨店売上高は、8,097億円で前年比+503億円(+6.6%)と増加率、増加額ともに全国1位となった。

 

大阪は人口減少しているが百貨店売上は増加

大阪府の人口は2017年10月1日現在で「883万1,642人と前年比6,170人の減少」になった。

しかし、大阪地区の百貨店売上は前年比+6.6%増加している。

一方、東京の人口は2017年10月1日現在で「1374万2,906人と前年比106,684人増加」している。しかし、百貨店売上は前年比+0.5%しか増加していない。

東京は過密になり過ぎて住宅費が上昇、消費に回す金額が増加しないのではないか?

人口増加しても、逆に物価上昇などの悪影響が大きく、百貨店売上が増加しないという経済成長の限界に達しているのかもしれない。

 

神戸地区

神戸地区の百貨店売上は1,530億円で前年比-31億円(-2.0%)と衰退傾向が止まらない。

しかも、札幌地区の1,579億円にも抜かれ、全国主要8都市中で8位と最下位となった。

大阪を中心に日本中が訪日外国人のインバウンド需要で売上好調な中、神戸だけが、例外となっている。

大阪と神戸は電車で約20分の距離しか離れていない。しかし、外国人は、神戸のために20分を費やすことすらしない。それどころか、神戸をスルーして姫路に行っている。

 

今後の予想

2018年6月には、JR大阪駅前に阪神百貨店1期が部分開業し、さらに、大阪地区の百貨店売上は増加すると予想される。

2018年は大阪地区のホテル客室数は年間7,000室増加する予定で、インバウンド客がさらに増加すると予想され、百貨店売上もさらに増加すると予想される。

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