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「空飛ぶクルマ」は、採算性が悪く「タクシー」のような運用はできないと思う「1回の運航コストは3万円~5万円か?」

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「空飛ぶクルマ」が都市の上空を飛び交う未来予想図がよくある。

しかし、実際は「空飛ぶクルマ」の採算性は悪く「タクシー」のような運用はできないと思う。

2024年9月21日に和歌山県串本町で実証飛行した中国イーハン社製「EH216」について試算してみます。

中国イーハン社製「EH216」
名称 中国イーハン社製「EH216」
最大乗員 2名(無人操縦可能)
航続距離 30km
最高速度 130km/h
サイズ 全幅5.7m×全高1.9m
推進装置 プロペラ16枚(8本アーム)
充電時間 2時間
価格 4,000万円
航続距離は30kmだが、安全性を考慮すると、運航距離は片道10kmになると思う。
充電時間はフル充電で2時間なので、10km運航なら3分の1の40分で充電できると思う。
したがって、1時間当たり1回、片道10kmの距離を運航できる。
1日15時間運用すると15回、1年で約5,500回、5年で約27,000回運航できる。
1運航当たりの機材費は約1万5000円になる。
その他、発着場の整備・運用・充電費用・人件費などを考慮すると1回の運航コストは3万円~5万円になると思う。
1回の運航コストは3万円~5万円か?
もちろん、自治体が発着場を整備し、補助金を出せば、1回の運航コストは2万円くらいになるかもしれない。
それでも、やはり、タクシーのように手軽には利用できない。

したがって、島や山頂にある「高級ホテル」や「高級別荘地」の送迎に利用できるのではないか?

例えば、新神戸駅周辺に空飛ぶクルマの発着場を整備し、六甲山の高級ホテルや別荘地の間を運航すできるのではないか?

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