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JPタワー大阪(39階建・高さ188m・延床面積約23万㎡)2024年3月竣工、商業施設「KITTE大阪」2024年7月開業、「THE OSAKA STATION HOTEL,Autograph Collection(418室)」JR大阪駅西側

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2023年10月(南東から撮影)

日本郵便・JR西日本・大阪ターミナルビル・JTBの4社は、JR大阪駅西側の「旧大阪中央郵便局跡地」に「JPタワー大阪」を建設しており、高層階には高級ホテル「THE OSAKA STATION HOTEL,Autograph Collection」が入居する。

建物の規模は、地上39階建・高さ188m・延床面積約23万㎡・事業費967億7800万円、設計は日建設計、施工は梅田3丁目計画建設工事共同企業体(代表者 竹中工務店)が担当する。

オフィスフロア(約10万㎡)は2023年11月1日に稼働開始し、同時にJR大阪駅(サウスゲートビルディング)との歩行者デッキも供用開始する。

SkyシアターMBS(劇場6,000㎡・約1,300席)は2024年3月27日に開業する。

地下1階~地上6階の商業施設「KITTE大阪(4.4万㎡・150店舗)」は2024年7月に開業する予定。

ホテル「THE OSAKA STATION HOTEL,Autograph Collection」は2024年夏に開業予定。

2023年10月(北東から撮影)

地図

JPタワー大阪 物件概要

2023年10月(南東から撮影)

施設名 JPタワー大阪
所在地 大阪市北区梅田3丁目2-4
用途 オフィス、ホテル・店舗(飲食・物販)・劇場(1,300席)・公衆浴場
敷地面積 12,893.31㎡
建築面積 9,800.00㎡
延床面積 229,000.00㎡
容積率の算定の基礎となる延床面積 合計193,500.00㎡

(オフィス101,500㎡)

KITTE大阪(商業施設44,000㎡・150店舗)

SkyシアターMBS(劇場6,000㎡・1,300席)

THE OSAKA STATION HOTEL,Autograph Collection(ホテル36,500㎡・418室)

階数 地上39階・地下3階・塔屋2階
高さ 188.00m
構造 鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造
事業者 日本郵便

JR西日本

大阪ターミナルビル

JTB

設計 日建設計
施工 梅田3丁目計画(仮称)建設工事共同企業体(代表者 竹中工務店)
着工 2020年7月解体着手

2020年9月30日本体工事着工

竣工 2024年3月31日
開業 SkyシアターMBS 2024年3月27日

商業施設「KITTE大阪」2024年7月

ホテル「THE OSAKA STATION HOTEL,Autograph Collection」2024年夏

2023年7月(南面低層階)

南側低層部の最大幅は約160mと巨大で、主として商業店舗「KITTE大阪」(約150店舗)が地下1階~6階に入居する。

2023年10月(南東低層階)

南東側(ヒルトン側)完成予想図

2023年10月(南面低層階)

2023年10月(南面低層階)

サイン(東側)

サイン(東側)

サイン(東側)

旧局舎を利用したアトリウム(外観)JR大阪駅西口から撮影

旧局舎を利用したアトリウム(内観)出典 JR西日本

2023年10月(南面を撮影)

東側の11階~27階はオフィスフロアで基準階貸出面積は約1,200坪(約4,000㎡)と広い。

JR大阪駅の南側の「サウスゲートビルディング(写真右)」とは、ペデストリアンデッキで接続される。

2023年10月(南西から撮影)

西側の6Fには、SkyシアターMBS(1,300席)が入居し、9Fには屋上庭園が設置される。

2023年10月(西から撮影)

建築計画のお知らせ

南側立面図

配置図(低層部の最大幅約160m)

北西から見た完成予想図 出典(JR西日本)

出典 大阪市

 

1Fホテル正面玄関のイメージ(出典 JR西日本ホテル)

ロビーランンジ(29F)

客室イメージ

 

計画ホテル概要

施設名 大阪ステーションホテル、オートグラブ コレクション
英語表記 THE OSAKA STATION HOTEL,Autograph Collection
所在地 大阪市北区梅田3丁目2番2号
面積 36,500㎡(ホテル)
客室数 418室(30階~38階)
客室面積 40㎡(標準客室)
付帯施設 宴会場(7F)

レストラン(29F)

フィットネスジム(30F)

開業 2024年夏

「オートグラフ コレクション ホテル」と聞くと「外資系ホテル」と思うかもしれないが、実は日本にある3ホテルはすべて日本企業(JR東・プリンスホテル)のホテルブランド。

海外から集客するため、外資系ホテルと提携して利用者を増やすことが目的と思われる。

 

用途別フロア構成(当ブログまとめ)

フロア構成(出典 JR西日本)

用途 階数 床面積(新)
ホテル客室 29階~38階 36,500㎡(ホテル全体418室)
フィットネス・大浴場 30階
レストラン 29階
オフィス 11階~27階 101,500㎡(オフィス全体)
オフィスサポート 9階
ホテル(バンケット) 7階~8階
SkyシアターMBS(劇場) 6階 6,000㎡(1,300席)
ホテルエントランス 地上1階
商業施設 地下1階~地上6階 44,000㎡
駐車場 地下2階~地下3階 合計390台
機械室 10階、28階、39階
合計 229,000㎡(容積対象面積約193,500㎡)

北立面図

西立面図と東立面図

ちなみに、大阪梅田ツインタワーズ・サウス(写真は11F・ロビー)の1フロア当たりの貸室面積は約3,500㎡で、本物件はそれよりも広い4,000㎡。

2021年3月撮影

「旧大阪中央郵便局の一部建物」が敷地中央に曳家により移動している。

「旧大阪中央郵便局の一部建物」

 

SkyシアターMBS(劇場)

出典 MBSメディアホールディングス

  • 1,300席 2層式(2フロア)+ホワイエ(中層部西側6F)
  • MBSが2016年5月まで運営していた「シアターBRAVA!」(OBP)の後継劇場で、演劇・ミュージカル・音楽・演芸を上演する予定。
  • 2024年3月27日先行オープン

 

位置図(出典 JR西日本)

JR高架下に地下通路を設置し「うめだた2期」地区へのアクセスできるようになる

(出典 JR西日本)

2023年1月(JR大阪駅から西を撮影)ホーム延長工事

2023年1月(JR大阪駅・桜橋口)

JR大阪駅のホームは西側に延長され、エスカレーターで地下の新改札口・地下通路に行けるようになる。

 

過去写真

2023年3月

2023年2月(北東から撮影)

 

2023年2月(南東から撮影)

2023年2月(南東から撮影)

2023年2月(南西から撮影)

2023年2月(西から撮影)

 

2022年11月

2022年11月

2022年11月(南面を撮影)

2022年11月(南西から撮影)

2022年11月(南東から撮影)

2022年11月(北から撮影)

2022年11月(北から撮影)

 

2022年5月

2022年5月(南東から撮影)

2022年5月(南から撮影)

2022年5月(南西から撮影)

2022年5月(北から撮影)

2022年3月

2022年3月(東から撮影)

東面の低層階では「カーテンウオール」の設置が始まっている

 

梅田3丁目計画とは?

「旧大阪中央郵便局」と隣接していた「旧大弘ビル(JR西日本)」「アクティ西ビル駐車場(JR西日本)」も一体的に超高層複合ビルに建替える再開発計画となる。

旧東京中央郵便局ビルの建替え工事が歴史的建造物保存のため中断したこと、またリーマンショックの影響で、「旧大阪中央郵便局の建替事業」は2010年から事業が凍結されていた。


梅田3丁目計画の予定地(出典 大阪市)

事業計画地図

出典 大阪市

敷地面積等

土地 所有者 敷地面積
大阪中央郵便局 日本郵便 8,900㎡
大弘ビル+駐車場 JR西日本+JTB 4,000㎡
合計 12,900㎡
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