2024年4月（東から撮影）
関西みらいフィナンシャルグループ（関西みらいFG）は、「関西みらい銀行」と「みなと銀行」を傘下に置いていた中間持ち株会社だったが、2024年4月1日に「りそなHD」に吸収合併され、営業を終了した。
2024年4月1日以降、「関西みらい銀行」と「みなと銀行」は「りそなHD」が100%出資する完全子会社となった。
中間持ち株会社であった「関西みらいFG」を廃止し、意思決定を早める。
旧・関西みらい銀行「心斎橋営業部」
関西みらい銀行「心斎橋営業部」は、2024年1月22日「りそな銀行本社ビル内」に移転した。
| 施設名 | 旧・関西みらい銀行「心斎橋営業部」 |
|---|---|
| 建物名 | 心斎橋アーバンビル（旧・関西アーバン銀行本店） |
| 所在地 | 大阪市中央区西心斎橋1丁目2-4 |
| 移転先 | 大阪市中央区備後町2丁目2番1号
りそなグループ大阪本社ビル3階（堺筋営業部内） |
| 敷地面積 | 2,295㎡ |
| 延床面積 | 25,839㎡ |
| 階数 | 地上16階建・地下3階 |
| 構造 | 鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
| 設計 | 三菱地所設計 |
| 施工 | 鹿島 |
| 竣工 | 1974年2月 |
| 備考 | 1974年、日本債券信用銀行（現あおぞら銀行）大阪支店として開業
2003年、関西アーバン銀行となる前年に取得 2009年9月、京阪神不動産（現京阪神ビルディング）に244億円で売却 2015年8月10日、京阪神不動産（現京阪神ビルディング）から244億円で買い戻し |
| アクセス | 大阪メトロ「心斎橋駅」から徒歩1分 |
地図
関西みらいFGとは？
「関西みらいFG」は、2017年に「関西みらい銀行」の前身である「旧・関西アーバン銀行」と「旧・近畿大阪銀行」、「みなと銀行」の3行の経営統合により中間持ち株会社として発足した。
その後、2019年に「旧・関西アーバン銀行」と「旧・近畿大阪銀行」が合併して「関西みらい銀行」が発足した。
2024年4月1日に「りそなHD」に吸収合併され、営業を終了した。
今後の予想
心斎橋アーバンビル（旧・関西みらい銀行「心斎橋営業部」）は心斎橋にあり、備後町の「りそな大阪本社ビル」よりも立地がいい。
将来的な顧客獲得や人材確保の点からも、心斎橋にりそなHDの拠点を構えるメリットは大きい。
しかし、面積的には備後町の「りそな大阪本社ビル」の方が大きく、旧関西みらい銀行「心斎橋営業部」にグループの本社機能を集約することはできない。
一方で、大阪市内では1泊10万円以上の高級ホテルが不足している。
当ブログとしては、低層階は「高級ブランド店」、中層階は「りそなHD」が入居するオフィス、高層階は高級ホテルが入居する超高層ビルに建替えられると予想している。