【2019年3月】おおさか東線 「北区間」新大阪駅まで開業予定

JR西日本は2016年9月26日、おおさか東線の新駅の概要を発表した。

それによると、現在、放出~新大阪の北区間(11.1km)を建設中で、その間に4つの新駅を建設する。

新大阪駅の北側1km(おおさか東線と東海道線が高架で交差する)

4つの途中駅の構造はすべて「相対式ホーム2面 8両編成対応」となる。

新駅名所在地他社接続線
新大阪駅新幹線
 2.0km(駅間距離)
西吹田駅(仮称)吹田市南吹田
 1.3km(駅間距離)
淡路駅(仮称)大阪市東淀川区菅原阪急電鉄京都線、大阪市営地下鉄
 2.1km(駅間距離)
都島駅(仮称)大阪市旭区赤川
 2.2km(駅間距離)
野江駅(仮称)大阪市城東区野江京阪電車・野江駅まで約100m
 1.8km(駅間距離)
放出駅(開業済)

「都島駅」(仮称)については、地元から「城北公園通駅」という駅名の提案がある。

おおさか東線(全体)路線図

 

出典 大阪府

開業時期

開業予定は2019年春(平成31年春)とされる。

報道では「2018年度に開業」とされるが、2019年3月も2018年度ということになる。

2023年には、新大阪駅から南下し、北梅田駅(仮称)に接続する予定で、現在「うめきた2期」用地では東海道支線地下化工事が実施されている。

(仮称)北梅田駅には関空特急「はるか」「ラピート」、南紀行き「くろしお」、さらに阪急電鉄も乗り入れする予定なので、「おおさか東線」直通電車まで乗り入れすると過密が懸念される。

区間距離開業年
南区間(久宝寺ー放出)9.2km2012年開業済
北区間(放出ー新大阪)11.1km2019年予定
全体区間(久宝寺ー新大阪)20.3km2019年予定
北梅田駅(仮称)乗り入れ4km2023年予定

コメント

地図だけ見ていると、「おおさか東線」をなぜ建設するのかよくわからなかった。

しかし、現地に行ってみると、最寄り駅まで徒歩20分~30分のエリアが大阪市内にあり、駅から遠いために、倉庫などに利用されているだけだった。

この「おおさか東線」が北梅田駅までの乗り入れると、JR大阪駅まで電車で10分以内という好立地のエリアになる。

マンション、ホテル、オフイスなどの再開発が期待できるエリアになる可能性がある。

JR西日本にとっても沿線人口が拡大し、鉄道収入の増加につながると予想される。

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