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過去最高の1200万人、外国人観光客が大阪経済を「復権」させる

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大阪については、多くの東京メディアは誇張することが多い。

そんな中、大阪の現在をニュートラルに書いた記事があった。

それが、「過去最高の1200万人、外国人観光客が大阪経済を「復権」させる」(ビジネス+IT)だ。

著者は、高田泰(たかだ たい)さんで、関西学院大を卒業後、地方新聞社に勤務し2015年からフリージャーナリスト。

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2018年の来阪外国人観光客は過去最高の1,200万人

2018年は大阪府北部地震、西日本豪雨、台風21号と災害が多かったが、来阪外国人観光客は1,200万人と予想される。これは、2017年の1,110万人を上回る観光客数となる。

この外国人観光客の増加が大阪市内のホテル建設の増加につながり、大阪の不動産の売買が活発になった。

またホテル、飲食店、高級ブランド店、ドラッグストアなどの求人が多く、他府県から大阪市に移住する人が増加し、大阪市は人口増加に転じた。

さらに2025年の大阪関西万博開催決定、2024年には統合型リゾート(IR)の開業が予定されている。

大阪駅北側のうめきた2期(約16ha)の開発も決定し、今後、大阪経済の発展が期待される。

 

外国人観光客が大阪に来る理由

大阪には欧米よりもアジアからの観光客が多い。アジアから見れば、東京よりも大阪の方が距離的に近い。またLCCも関空に多数就航している。

大阪に宿泊すれば、京都、奈良、姫路、高野山などの日本的観光地に日帰りで行ける。特に関空から電車1本で行ける「なんば」は、観光客にとても便利で魅力的だ。

また、大阪は安くて美味しい「日本食」が多い。(ここで言う日本食とは、串カツ、ラーメンなども含める)

心斎橋には高級ブランド店が集積し、セントレジス、コンラッド、インターコンチネンタル、リッツカールトンなどの外資系高級ホテルもあり、富裕層も大阪を楽しめる。

 

観光からビジネスへ

現在は外国人観光客の多さに注目されているが、台湾スイーツ店が大阪各地に出店して人気になっているように、観光だけではく、ビジネスの分野でもアジアと密接になってきている。

アジアの成長力と大阪に取り込むことで大阪はビジネス面でも人気の「アジアゲートウェイ」都市になる可能性が十分にある。

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