2024年から新NISAが開始された。
「新NISA」の年間の投資枠は合計360万円なので、生涯非課税限度枠1,800万円を最短で埋めるには5年かかる。
そこで、投資資金1,800万円を証券口座に入金して、初年度は360万円を「新NISA」で運用、残り1,440万円を特定口座(課税口座)で運用を開始した。
2024年3月の一粒万倍日に100万円を追加して、投資資金を1,900万円にした。
投資資金1,900万円で、2024年1月~7月12日までの実現利益は約+242万円だった。
インデックス連動型投資信託を中心に運用しているので、株価が上昇すれば利益が出て、株価が下落すれば損失が出る。
2024年1月~7月の株価は上昇傾向にあったので、たまたま利益が出たに過ぎない。
2024年1月4日 | 2024年7月12日 | 上昇幅 | 上昇率 |
3万3288円29銭 | 4万1190円68銭 | 7,902円39銭 | 25.4% |
当ブログ管理人の運用実績は、1900万円の投資で実現利益約242万円なので利益率は12.7%と日経平均株価の上昇幅の半分しかなかった。
結論から言うと、運用は失敗だった思う。
原因としては、2024年1月~3月にかけて1,900万円を徐々に投資していったので、年初一括投資に比べて運用利回りが低くなった。
しかし、投資の王道である「ドル・コスト平均法(毎月定期的に投資)」に従っただけで手法としては間違っていない。
また、2024年3月末の段階で2024年1月からの運用利益は220万円になったが、2024年4月の日経平均株価の下落で運用利益は120万円まで減少した。
10年~15年の長期投資のつもりだったが、実際に1ヶ月で運用益が100万円も減少したので、株価が上昇した場面では「利食い売り」して利益を確保する方針に変更したがこれが裏目に出た。
2024年6月末時点の相場の予想としては、2024年7月に4万1000円でWトップを形成して、その後3万8000円くらいまで下落し、2024年秋に4万2000円~4万3000円の高値をつけると予想していた。
そのため、日経平均が4万円を超えたあたりから4万1000円までに、ほとんど利食い売りをした。
結果的に、4万2224円2銭(2024年7月11日終値)という史上最高値をつけたが、運用利益はそれほど増加しなかった。
つまり、円換算で毎年20%のリーターンも夢ではない。
2000万円で毎年20%のリターンならば毎年400万円の運用益が得られる可能性がある。
以下は過去記事
インデックス連動型の投資信託に投資しているが、「上場投信」であるため、「国内株式(現物)」と表示されてる。
+205万円の実現利益が出たが、特定口座分は20%の税金(約40万円)が徴収され、これに配当収入(約7万円)を加えた+172万円が最終的な利益となった。
2024年6月末の運用資産は、投資資金1,900万円から2,072万円に増加した。
今までは「日本円」を持っていれば、安全と思われてきた。
しかし、2022年は1ドル=110円だったが、2年後の2024年には1ドル=160円になっている。
つまり、円の価値は2年間で45%下落した。
そのため、輸入物価が上昇し、実感では電力・食料品など1割~2割上昇している。
5年~10年後には、1ドル=200円の可能性もある。
そうなると、日本円の価値は2022年から80%下落することになる。
そういう意味で、日本円を持っているということ(銀行預金にそのまま入金していること)は逆にリスクと言えるかもしれない。
「新NISA」は、2024年1月から始まった「少額投資非課税制度」
「新NISA」の非課税投資枠
- 「新NISA」の年間の投資枠は合計360万円(成長投資枠240万円+つみたて投資枠120万円)
- 生涯非課税限度枠1,800万円(成長投資枠1,200万円+つみたて投資枠600万円)
コアサテライト投資とは、投資資金の7割をコアとして「長期安定運用」、3割をサテライトとして「短期積極運用」する投資方法。
|
短期売買の教科書といえる本。ただし、難解すぎて内容の2割~3割しか理解できなかったが、今でも時々読み返している。↓↓↓
|