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第5世代移動通信システム「5G」で何が変わるか?【データセンター】

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第5世代移動通信システム「5G」で何が変わるか?

通信速度 同時接続数 超低遅延
4G/LTE 0.1Gbps(100Mbps) 5万台/1平方km 0.005秒(5ミリ秒)
5G 10Gbps(100倍) 100万台/1平方km 0.001秒(1ミリ秒)

日本でも、2020年に「5G」(第5世代移動通信システム)のサービス開始される予定となっている。

5Gの特徴は3つ

  • 高速大容量   (100倍の速度)
  • 多数同時接続(20倍の接続台数)
  • 低遅延性      (遅延が10分の1になる)

これらを利用し、自動車の自動運転、遠隔医療、工場制御監視などが発達すると見られる。

 

コメント

5Gは、高速大容量なので、クラウドサービスなどのデータ量が増大すると予想され、関西でもデータセンターが建設されている。

自動車の自動運転の実験では、万が一のために運転手が乗車しているが、5Gにより映像を送信すれば、遠隔地でバックアップ作業を行うことができるかもしれない。

テレワーク(在宅勤務)が普及すれば、大阪にいながら東京本社勤務ということもありえる。

また、「働き方改革」と合わせ、自宅で仕事をするだけでなく、WeWorkのようなシェアオフィスが普及する可能性がある。

実際、貸会議室大手の「TKP」(ティーケーピー)は、シェアオフイス世界大手の日本事業「日本リージャス」を2019年4月に500億円で買収しており、株価も上昇している。

最近のオフィスビルは、LAN回線を床下配線しており、これに対応できない古いオフィスビルの需要は少ない。

しかし、5Gで無線通信の速度が100倍となり、端末も100万台/1平方km接続できるよになれば、古いビルでもOA機器を5Gで接続することにより、最新のビジネス環境に対応できるようになるかもしれない。

近年、古いオフィスビルをホテルにリノベーションしているが、今後は「シェアオフィス」などにリノベーションすることが多くなるかもしれない。

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