日本百貨店協会は2018年6月の月間売上高を発表した。
地区 | 売上高 | 前年比増減率 | 傾向 |
大阪 | 656億円 | 6.8% | 18ヶ月連続プラス |
京都 | 193億円 | 3.1% | 2ヵ月ぶりプラス |
神戸 | 113億円 | -32.7%
(調整前-5.1%) |
10ヶ月連続マイナス |
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2018年6月18日、大阪府北部地震が発生した。
阪急百貨店梅田本店(大阪市)、阪神百貨店梅田本店(大阪市)は18日当日の営業を休業とした。
6月は30日間しかないので、1日休業すると30分の1(約3.3%)の売上減少になると予想された。
しかし、大阪地区の6月の百貨店売上は前年比+6.8%とプラスを記録した。
また、阪神百貨店梅田本店(1期部分)が2018年6月1日に開業したが、売場面積が約2割減少した。今後は開業効果が薄れるため、売上の動向が注目される。
一方、神戸地区の6月の百貨店売上は前年比-5.1%(調整前)と10ヶ月連続で前年比マイナスとなった。
大丸神戸店は、周辺の旧居留地のテナントの収益の一部を「大丸神戸店」の売上高に計上していた。しかし、2018年3月からは、徴収した賃料を不動産収入に計上し、百貨店の売上には計上しなくなった。