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令和3年度(2021年度)大阪航空局(国内線5238万人)VS 東京航空局(国内線4924万人)

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日本国内の空港は大阪航空局と東京航空局の2地方航空局で管轄している。

大阪航空局は中部空港(富山空港)以西の空港を管轄し、東京航空局は静岡以東の空港を管轄する。

 

2021年度空港利用者数

航空局 国内線 国際線 合計
大阪航空局 5238万人 31万人 5269万人
東京航空局 4924万人 263万人 5188万人

令和2年度(2021年度)の利用者速報では、大阪航空局の国内線は5238万人、東京航空局の国内線4924万人で、大阪航空局の管轄する空港の利用者数の方が多かった。

東京航空局は羽田空港や成田空港を管轄しており、大阪航空局よりも利用者が多いと思ったが意外な結果だった。

 

2021年度空港別利用者数

大阪航空局 2021年度利用者数 東京航空局 2021年度利用者数
関西空港 359万人

  • 国内線336万人
  • 国際線22万人
羽田空港 2921万人

  • 国内線2838万人
  • 国際線83万人
那覇空港 800万人

  • 国内線800万人
  • 国際線0.4万人
成田空港 593万人

  • 国内線413万人
  • 国際線180万人
福岡空港 947万人

  • 国内線944万人
  • 国際線2.6万人
新千歳空港 923万人

  • 国内線923万人
  • 国際線0万人
伊丹空港 750万人

  • 国内線750万人
  • 国際線0万人
中部空港 283万人

  • 国内線277万人
  • 国際線5万人

よく考えると、東京航空局の管轄する東日本は特に東京一極集中が進んでおり、主要空港としては、羽田空港、成田空港、新千歳空港くらいしかない。

一方、大阪航空局の管轄する西日本の主要空港は、関西空港、伊丹空港に加え、中部空港、福岡空港、那覇空港など空港の数が多い。

また、地形的にも東日本は東北まで陸続きで、新幹線で函館まで行けるなど新幹線の利便性が高い。

しかし、西日本は、本州にあるのは近畿と中国地方のみで、四国、九州、沖縄と陸続きになっておらず、新幹線より航空機の方が比較的便利だ。

日本政府が東日本に集中して新幹線(東北新幹線・上越新幹線・山形新幹線・秋田新幹線・北海道新幹線)を建設したことで、東日本の航空機の利用者が西日本よりも少なくなったとも言える。

西日本の新幹線は、山陽新幹線と九州新幹線のみで、2022年9月に西九州新幹線(線路長66km)が部分開業するだけに止まる。

西日本は相対的に新幹線の路線が少ない。西日本の府県は個別に国土交通省に新幹線の建設を陳情するのではなく、西日本の全府県が一致して西日本の国土グランドデザインを考えることが必要ではないか?

その西日本の総意を国土交通省が計画している「国土のグランドデザイン2050」に反映させるべきではないか?

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