阪急うめだ本店(大阪市)
日本百貨店協会は2018年(1月~12月)の年間全国百貨店売上高を公表した。
2018年は、大阪府北部地震、西日本豪雨、台風などの自然災害が多く、日本全体では年間-0.8%と減少した。
しかし、地域別に見ると、インバウンドが好調な大阪地区は前年度+3.9%と増加率で全国一位だった。
東京は売上高で1位であるが増加率は+0.6%だった。
地区 | 売上高(億円) | 前年比増減率 | 店舗数調整前増減率 |
全国 | 5兆8870億円 | -0.8% | -1.1% |
東京 | 1兆6191億円 | +0.6% | |
横浜 | 3,577億円 | +0.3% | |
名古屋 | 3,763億円 | +1.7% | -0.4% |
大阪 | 8,415億円 | +3.9% | |
京都 | 2,421億円 | -0.5% | |
神戸 | 1,453億円 | -23.5% | -5.1% |
札幌 | 1,587億円 | +0.5% | |
仙台 | 770億円 | -0.8% | -1.9% |
広島 | 1,216億円 | -3.6% | |
福岡 | 2,121億円 | +2.9% |
コメント
大阪の百貨店売上高は年間「8,415億円」で神戸の「1,453億円」の約6倍となった。
神戸の百貨店売上高は店舗数調整前で前年比-5.1%と引き続き神戸経済の縮小・衰退傾向が続いている。(店舗数調整後 -23.5%)
福岡市は2,121億円と神戸の約1.5倍となっている。
広島は1,216億円と神戸の1,453億円に肉薄してきた。