阪急うめだ本店(大阪市)
2020年7月の大阪の日本百貨店各店の売上高は前年比-10%~40%となった。
新型コロナ感染拡大の影響でイベントやセールを縮小した結果、来店客が大きく減少したが、オンライン販売(EC)は好調だった。
2020年7月 月間百貨店売上高
店名 | 前年同月比 |
阪急うめだ本店 | -26.0% |
阪神梅田本店 | -34.1% |
大丸心斎橋店 | -42.5% |
高島屋大阪店 | -28.7% |
近鉄百貨店全店 | -11.5% |
コメント
「大丸心斎橋店」が前年同月比-42.5%と最も減少幅が大きかった。訪日外国外国人需要が大幅に減少したことと、キタやミナミから地下鉄に乗る必要があるので、来店客が敬遠した可能性がある。
近鉄百貨店全店はオンライン販売(EC)が好調で前年同月比-11.5%と比較的減少幅が少なかった。また、近鉄沿線からの客が天王寺駅で他社線への乗換を敬遠したため、来店客を取り込めた可能性がある。
阪急うめだ本店は前年同月比-26.0%、阪神梅田本店前年同月比-34.1%と阪神梅田本店の方が減少幅が大きかった。阪神百貨店は食料品販売の比率が高く、オンライン販売で代替できなかった可能性がある。