追手門学院大学棟(2019年3月撮影)
東芝大阪工場跡地再開発
大阪府茨木市の東芝大阪工場跡地(18.5ha)は、約500戸の住宅、学校、病院などで構成する「茨木スマートコミュニティー」として再開発される。
全体構想では「東地区」と「西地区」に分かれるが、追手門学院(大学、高校、中学)は2019年4月に「東地区」に開校する。
完成予想図(出典 追手門学院大学)
完成予想図には、桜のイラストが描かれている。大阪の新しい「桜風景」になるかもしれない。
写真を見る限り、建物全体にネットをかけているように見える
完成予想図(出典 追手門学院大学)
2019年3月撮影
追手門学院大学棟(2019年3月)
「OTEMON GAKUIN」のサインボードも設置されている
カフェテリア・食堂
出典 追手門学院大学(当ブログで加工)
追手門学院
追手門学院は茨木市中心部から約4kmの郊外にあり、交通の便が悪かった。そこで、東芝大阪工場跡地の「茨木スマートコミュニティプロジェクト」に参画し2019年4月に新キャンパスを開校する。
新キャンパスはJR総持寺駅から北へ約1km、徒歩12分で、現在のキャンパスと共に2キャンパス体制となる。
新キャンパスには、「追手門学院中・高等学校の全部」、「追手門学院大学の全学部1年次生」、「地域創造学部・国際教養学部」が移転し、学生・生徒数は合計5,000人となる。
再開発面積185,000平米のうち同大学が3分の1強の64,400平米を取得し、総工費は220億円。
出典(追手門学院大学)
JR総持寺からの距離は1km以上あり、徒歩約10分はかなりの速足の場合だろう。
追手門大学新キャンパス
名称 | 追手門大学新キャンパス(仮称) |
所在地 | 大阪府茨木市太田東芝町400の6 |
用途 | 学校 |
敷地面積 | 64,400平米(全体) |
延床面積 | 約20,0000平米(大学校舎) |
構造 | 鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地上5階建 |
事業者 | 追手門学院 |
設計 | 三菱地所設計(岩本忠昌氏・三上 哲哉氏) |
施工 | 竹中工務店 |
着工 | 2017年10月 |
開校 | 2019年4月 |
中学・高校校舎
- 延床面積 約14,000平米
- 建築面積 約5,700平米
- 階数 地上4階建
- 設計 類設計室
- 施工 竹中工務店
追手門学院高校・中学(手前は戸建住宅地区・公園)
追手門学院高校・中学の関連施設と思われる
現地配置図(北を上に回転)
ダイヤモンド型(三角)の建物が「大学棟」で、長方形の建物が「中高棟」
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茨木スマートコミュニティー物件概要
所在地 大阪府茨木市太田東芝町1番6号
開発面積 | 用途 | |
東地区 | 13.5ha | 文教・戸建住宅・DC用地・EC用地・医療施設・介護施設・公園 |
西地区 | 5ha | 中高層住宅・商業・施設 |
合計 | 18.5ha |
出典 茨木市
東地区開発計画 概要
東地区全体面積 | 135,000平米 | 用途 |
文教エリア | 64,400平米 | 追手門学院大学 |
追手門学院高校 | ||
追手門学院中学 | ||
居住エリア(低層) | 18,000平米 | 戸建住宅(70戸) |
施設導入エリア | 35,000平米 | DC用地・EC用地 |
都市機能誘導エリア | 3,000平米 | 医療施設・介護施設 |
西地区 物件概要
西地区全体面積 | 50,000平米 | 用途 |
居住エリア(中高層) | 18,000平米 | 中高層マンション(440戸) |
施設導入エリア | 3,000平米 | サブエネルギー供給施設 |
商業エリア | 34,000平米 | 大規模商業施設 |
道路や公園面積もあるため計算は合わない。
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