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帝国ホテル京都(55室)2026年春開業「弥栄会館」の壁面保存・新築

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株式会社帝国ホテルは、2026年春の開業に向け京都市東山区で準備を進めている新規ホテルの名称を「帝国ホテル 京都」に決定した。

また、「帝国ホテル 京都」のロゴマークも同時に発表した。

 

「帝国ホテル京都」は、京都・祇園甲部歌舞練場敷地内の弥栄会館(やさかかいかん)の一部を保存活用したもので、帝国ホテルブランドのホテルとしては、東京、上高地、大阪に次いで4軒目となり、1996年の帝国ホテル 大阪のオープン以来、30年ぶりの新規開業となる。

京都市東山区祇園の弥栄会館(国登録有形文化財)の「南壁面と西壁面」を残し、本棟と北棟の合計55室の高級ホテルを建設する。

建物の規模は、地上7階(本棟)と地上2階(北棟)の2棟で、2021年6月に解体保存工事に着工、2022年4月に新築着工、2025年10月竣工、2026年春に開業する予定。

施工は大林組が担当する。

参照 大林組

場所は京都市東山区祇園の花見小路に面し、祇園甲部歌舞練場の北側。

アクセスは、京阪電鉄「祇園四条駅」より徒歩8分、JR京都駅から車(タクシー)で約20分。

配置図

地図

 

帝国ホテル京都
名称 帝国ホテル京都
英語表記 IMPERIAL HOTEL KYOTO
所在地 京都市東山区祇園町南側570-2
敷地面積 3,623.17㎡
延床面積 10,804.24㎡
客室数 55室(本棟3階~7階・北棟1階~2階)
付帯施設
  • レストラン
  • バー
  • ウェルネス施設(スパ、プール、フィットネスジムレストラン)
棟数 2棟(本棟一部増改築・北棟新築)
階数 本棟:地上7階・地下2階

北棟:地上2階・地下1階

構造 鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造
高さ 31.5m
施工 大林組
内装デザイン 榊田倫之氏(株式会社新素材研究所 代表取締役所長)
着工 2021年6月解体保存着工

2022年4月本体工事着工

竣工 2025年10月
開業 2026年春
総事業費 124億円
アクセス 京阪電鉄「祇園四条駅」より徒歩8分
阪急電鉄「京都河原町駅」より徒歩10分
JR「京都駅」からお車(タクシー)で約20分程度

本棟 北面外観

北棟

  • 帝国ホテルが「八坂女紅場学園」から土地を賃借し新ホテルを運営する。
  • 帝国ホテル東京、上高地帝国ホテル(長野)、帝国ホテル大阪に次ぎ4店舗目となる。
  • 京都市の祇園町南歴史的景観保全修景地区ならびに12m高度地区に指定されているが、本物件は「壁面を保存した改修」ということで解体前の高さ約31.5mが認められた。

 

弥栄会館 物件概要

弥栄会館(南西から筆者撮影2019年6月)

花見小路側(西側)から撮影(2019年6月)

名称 弥栄会館(やさかかいかん)
所在地 京都市東山区祇園町南側570-2
階数 地上5階・地下1階
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
建築面積 1,272㎡
設計 木村得三郎
施工 大林組
竣工 1936年
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