スポンサーリンク

伊勢神宮の式年遷宮 20年ごとに正殿(西側の神座・東側の米座)を建替 1973年~1993年、2013年~2033年は「西側の神座(かねざ・かねくら)」の期間

(当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。)

伊勢神宮の式年遷宮は、内宮と外宮、14の別宮の社殿などを造り替え、神様に新殿に移ってもらう神宮最大の儀式で、持統天皇4年(690年)に第1回式年遷宮が行われ、以後1300年以上にわたって20年に1度の頻度で行われている。

伊勢神宮の正殿の御敷地は、「西側を金座(かねざ・かねくら)」、「東側を米座(こめざ・こめくら)」と呼び、20年ごとに建替える。

西側の「金座」に神様がおられる時代は波乱・激動の「経済の時代」、東側の「米座」に神様がおられる時代は平和で心豊かな「精神の時代」とされる。

1849年─1869年の「金座」では、黒船来航(1853年)か幕末の混乱を経て明治維新(1868年)の幕開けに向け激動の時代となった。

1869年─1869年は「米座」に遷り明治の文明開化を謳歌した。

1889年─1909年の「金座」では日清戦争(1894年)・日露戦争(1905年)の時代。

1909年─1929年の「米座」では大正ロマン・デモクラシーとなり大衆文化の花が開いた。

参照 Reuters

1929年ー1953年(戦争で4年延期)の「金座」では満州事変(1931年)、太平洋戦争(1941年ー1945年)があった。

1953年ー1973年の「米座」では高度経済成長、東京オリンピック(1964年)が開催された。

1973年ー1993年の「金座」ではオイルショック(1973年)、大阪万博(1975年)、バブル経済の発生と崩壊が起こった。

1993年ー2013年の「米座」では阪神淡路大震災(1995年)、東日本大震災(2011年)が発生し、またデフレ経済により日本経済が衰退した。(東京一極集中が加速した時代)。

2013年ー2033年の「金座」ではアベノミクスによる株高(2013年~)、新型コロナの感染拡大(2020年)、東京オリンピック(2021年)が開催され、大阪関西万博(2025年)が開催される。

 

コメント
経済学では、景気循環(サイクル)に関する学説「コンドラチェフ波動」(50年周期)が有名だ。
また、設備投資が引き起こす約10年周期の「ジュグラーの波(中期波動)」、建物の建て替えが要因となる約20年周期の「クズネッツの波」が知られている。
人間の「誕生ー20歳」「20歳ー40歳」「40歳ー60歳」「60歳ー80歳」という「区切り」も関係あるのかもしれない。
偶然かもしれないが、東京オリンピック(1964年)は、東側の「米座(1953年ー1973年)」の期間に開催され大成功だった。
大阪万博(1975年)も、西側の「金座(1973年ー1993年)」の期間に開催され大成功だった。
しかし、東京2020オリンピックは、西側の「神座(2013年ー2033年)」の期間に開催されて、1年延期され無観客オリンピックとなった。
大阪関西万博(2025年)は、西側の「金座(2013年ー2033年)」の期間に開催されるので大成功すると思いたい。
さらに大阪IR(統合型リゾート)も、西側「金座(2013年ー2033年)」の期間である2030年秋に部分開業する。
error: Content is protected !!