2018年10月4日、大阪府泉佐野市のりんくうタウン北地区の「関空アイスアリーナ」建設地で地鎮祭が行われた。
「関空アイスアリーナ」は関空の対岸「りんくう公園」内に建設される国際大会規格のアイススケートリンクで、2019年12月に開業する予定。
関空アイスアリーナ整備で事業者を公募/国際規格のアイススケートリンクを設計・建設/泉佐野市 https://t.co/NT3GgbC1o6 pic.twitter.com/DzPdSOW7La
— 建設ニュース (@constnews_info) 2017年10月10日
2018年1月19日、大阪府泉佐野市は「関空アイスアリーナ整備事業者選定委員会」において、三菱UFJリース(MUL)のグループ会社「MULプロパティ株式会社」を最優秀提案者に決定した。
また、西日本初の常設カーリング場(長さ45m×2レーン)を設置する。
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関空アイスアリーナ 物件概要
名称 | 関空アイスアリーナ |
住所 | 泉佐野市りんくう往来北1-23他 |
用途 | スケートリンク・レストラン |
敷地面積 | 15,216平米 |
延床面積 | 4,732.5平米 |
スケートリンク | 30m×60m、30m×18mサブリンク |
階数 | 地上2階 |
事業者 | MULプロパティ |
設計 | 安井建築設計事務所 |
施工 | 淺沼組・日本土木建設 |
着工 | 2018年9月 |
竣工 | 2019年9月 |
開業 | 2019年12月 |
りんくうタウンのりんくう公園予定地10.4ヘクタールの敷地の一部10,516平米に「関空アイスアリーナ」を建設する。
西日本初の長さ45mの常設「カーリングレーン」2つが設置される。
MULプロパティ株式会社 |
株式会社安井建築設計事務所 |
株式会社淺沼組 |
日本土木建設株式会社 |
スキーム案
大阪府が所有する「りんくう公園予定地」10.4ヘクタールを泉佐野市が借り、民間事業者がアイススケートリンクを設計・建設し、市に約35年の賃貸借契約でリースする。
さらに泉佐野市は、一般社団法人「関空アイスアリーナ」にリース契約で貸し出すと見られる。
りんくう公園
ゾーン名 | 面積 |
スケートリンクゾーン | 約43,000平米 |
飲食ゾーン | 約33,000平米 |
バス駐車場ゾーン | 約21,000平米 |
緑地ゾーン | 約21,000平米 |
合計 | 約118,000平米 |
コメント
事業費は、「関空アイスアリーナ」単体で15億9500万円、全体構想で約40億円と推定される。(事業費28億円という報道もある)
スケートリンクはナショナルトレーニングセンターとしても機能できる通年型とし、国際規格リンクを設置し、観客席2,000席で国際大会も開催可能となる。
当初は30m×60mのリンクを2面設置する計画だったが、「30m×60m」「30m×18m」となった模様。