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【神戸空港 20便増便】 スカイマークの増便先はどこか?

2019/05/14

2019年5月11日の関空3空港懇談会で神戸空港の20便(10往復)の増便と午後11時までの運用時間延長が合意された。

今後は、国土交通省と調整を経て、2020年春~2021年に増便が実施されると予想される。

また、神戸空港の国際線就航が2025年頃まで先送りされたことで、スカイマークは中部空港からサイパン路線就航を検討する可能性がある。

 

スカイマークの神戸便はどうなるのか?

就航先 増便内容
羽田空港 羽田発午後9時~午後10時に増便?(羽田の枠がなく実現の可能性は低い)
那覇 増便?
鹿児島 増便?
長崎 増便?
茨城 増便?
仙台 増便?
奄美大島 新規就航検討?
宮古空港(沖縄県) 下地島空港も含め新規就航検討?

羽田空港の午前6時~午後11時までの「昼間時間帯」の発着枠がなく、羽田空港を午後11時までに出発する便の増便の可能性は低い。

新規就航するには、設備や人員を新規で配置する必要がありハードルが高い。したがって増便の方が可能性が高い。

 

茨城空港

茨城空港は発着枠に余裕があり、駐車場無料のため北関東広域から集客できる。

「茨城空港=那覇空港」路線は、直行便が1往復就航しているが、もう少し早い便や遅い便など神戸空港経由便を設定する可能性がある。

神戸空港で乗り継ぎ、長崎や沖縄に行く便を設定することもでき、現在2往復から3往復への増便の可能性がある。

 

新幹線との競合

新幹線と競合する「神戸=福岡」「神戸=熊本」路線への新規就航の可能性は低い。

 

那覇空港・宮古空港

那覇空港は、2019年3月に連結ターミナルが開業したため、増便の可能性がある。

2019年3月に定期便が就航した「下地島空港(沖縄県宮古島市)」も有力候補地となる。しかし、1日1便では採算的には厳しいので、羽田空港=下地島便など他都市からも就航しないと難しいかもしれない。

みやこ下地島空港ターミナル(沖縄県宮古島市)筆者撮影

 

コメント

スカイマークとしては、神戸空港を乗り継ぎの拠点空港(ハブ空港)として強化する方針かもしれない。

神戸空港の現在の発着枠30往復のうち、スカイマークが22往復、ANAグループが8往復なので、増便枠10往復のうち、スカイマークが7往復、ANAグループが3往復と予想される。

航空会社 現在の発着枠 増便後の発着枠予想 増便予想
スカイマーク 22往復 29往復 7往復
ANAグループ 8往復 11往復 3往復
合計 30往復 40往復 10往復

 

神戸空港年間利用者400万人へ

2018年の神戸空港の年間利用者数は318万人で全国14位だった。

現在の1日30往復(60便)から1日40便(80便)に増便されると、年間利用者数は400万人まで増加する可能性がある。

2018年の実績では、全国9位の鹿児島空港が597万人、全国10位の仙台空港が357万人なので、年間400万人ならば全国10位の空港になる。

 

1日120便は可能か?

兵庫県の井戸知事は1日60往復(120便)までの増便を要望している。

もし、これが実現するなら神戸空港の年間利用者数600万人になり、全国9位の鹿児島空港(597万人)を抜き、全国8位の中部空港(1,204万人)に次ぐ全国9位となる可能性がある。

ただ、600万人規模になれば、現在の神戸空港ターミナルでは手狭で、100億円以上の建設費で増床・新ターミナル建設が必要になってくる。

60便 80便 100便 120便
運用時間 15時間(7時~22時) 16時間(7時~23時) 18時間(6時~24時) 18時間(6時~24時)
1時間当たり便数 4便 5便 約5.6便 約6.7便

神戸空港の進入経路は「明石海峡大橋=神戸空港」間は、鉄道の単線のようなもので、離陸と着陸を同時にはできない。

当ブログの試算では、「滑走路進入」+「離陸待機」+「滑走路走行」+「神戸空港から明石海峡大橋まで飛行」の合計で約10分となる。

したがって、離陸と着陸が交互に行われる場合は、1時間に6便が限界となる。

もちろん、離陸2便連続+着陸2便連続という運用ならば1時間当たりの発着便数を6便以上にできる。

しかし、現在でも着陸待ちのため姫路沖(播磨灘)上空を旋回している。1日120便(60往復)となれば、恒常的に遅延が発生する可能性があり、1日100便(50往復)程度が上限かもしれない。

2021年までに1日80便(40往復)、2025年までに1日100便(50往復)という可能性は十分にある。これならば小規模な増床で対応でき現実的と言える。

1日100便と1日120便とは、ほとんど同じではないかと思うかもしれないが、20便増便で年間100万人の増加となる。

ターミナルの処理能力上限付近の100万人の違いは大きい。

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