完成予想図(国道2号線からの眺望)
2023年5月31日、現在の須磨海浜水族園は営業終了した。
2024年6月には、新水族館「神戸須磨シーワールド」と「神戸須磨シーワールドホテル」(7階建・80室)が開業する。
新水族館「神戸須磨シーワールド」の総水量は14,500トンで、海遊館(大阪市)の11,000トンを超え、西日本最大級の水族館となる。
また、西日本で唯一の「オルカ(シャチ)」を展示、新設する「オルカオルカスタディアム」においてショーも開催する。
さらに、「オルカスタディアム」には「オルカレストラン」も設置され、オルカ(シャチ)を見ながら飲食ができる。
オルカ(シャチ)2頭搬入か?
当ブログの予想では、2023年秋~冬に「オルカ(シャチ)2頭」が搬入されると思われる。
神戸須磨シーワールド 概要
完成予想図(出典 サンケイビル)
事業者
- 「サンケイビル」(代表企業)
- 「JR西日本不動産開発」(構成員)
- 「竹中工務店」(構成員)
- 「芙蓉総合リース」(構成員)
- 「阪神電気鉄道」(構成員)
- 「グランビスタ ホテル&リゾート」(構成員)
- 「三菱倉庫」(構成員)
- 「阪神園芸」「浅井謙建築研究所」「E-DISIGN」の3社が協力者となる。
「図2」オルカスタディアム
完成予想図では、オルカが2頭が描かれてる。
また、オルカ用プールはメンイプール1つ、サブプール3つの合計4プールが描かれている。
施設名 | 神戸須磨シーワールド |
供用開始 | 2024年6月 |
区域面積 | 25,261㎡ |
延床面積 | 22,271㎡ |
総水量 | 14,528トン |
「オルカレストラン」
当ブログの予想
オルカ(シャチ)を自然界の海で捕獲することや輸入することは困難で、国内からの移動になると思われる。
(ロシアが捕獲し中国に輸出しているという情報もあるが、日本への輸出は困難と思われる)
国内の飼育頭数は7頭でこのうち2頭を移動させると思われる。
シャチ(オルカ)の国内飼育数(2023年5月現在)
- 鴨川シーワールド 4頭(ラビー・ララ・ラン・ルーナ)すべてメス
- 名古屋港水族館 3頭(ステラ・アース・リン)アースのみオス
世界のシャチを飼育している水族館
- 国数:8カ国(日本、アメリカ合衆国、カナダ、フランス、スペイン、アルゼンチン、ロシア、中国)
- 施設数:13施設~15施設
- 飼育数:42頭(2008年)
サンケイビル子会社「グランビスタ ホテル&リゾート」が運営する鴨川シーワールド(千葉県)から、2頭を移動させるのではないか?
また、オルカ用プールはメンイプール1つ、サブプール3つの合計4プールがあるので、将来的に4頭を飼育することも可能と思われる。
ただ、オルカ(シャチ)の飼育は非常に難しいので、当面は2頭と思われる。
搬入時期
2024年6月に神戸須磨シーワールドが開業するが、オルカ(シャチ)が新し環境に慣れて、ショーを行うには3ヶ月では短過ぎる。
やはり、準備期間としては半年は必要だと思う。
そこから逆算すると、オルカ(シャチ)の搬入は2023年10月~12月頃ではないか?
神戸須磨シーワールド再整備計画概要
所在地 | 兵庫県神戸市須磨区若宮町一丁目、須磨浦通一丁目 | ||||
敷地面積 | 開発区域:約 101,900 ㎡(公園全体:約 139,000 ㎡) | ||||
交通アクセス |
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用途 | 園地 | 水族館 | 宿泊施設 | にぎわい施設 | 駐車場 |
開業予定 | 2023年9月 | 2024年6月 | 2023年9月 | 2023年5月 | |
設計 | 浅井謙建築研究所 | 竹中工務店 | 浅井謙建築研究所 | 浅井謙建築研究所 | 浅井謙建築研究所 |
施工 | 竹中工務店 | 竹中工務店 | 鴻池組(予定) | 未定 | 鴻池組(予定) |
- 「にぎわい施設(カフェなどの集客施設)」は2023年9月開業予定
- 新水族館 「神戸須磨シーワールド」は2024年6月開業予定
- 事業費370億円は民間事業者負担となるため、入場料(大人)は旧館の1,300円から3,100円へと大幅に値上げされる予定
アクセス
- JR「須磨海浜公園駅」から徒歩5分
- 山陽電鉄「月見山駅」から徒歩10分
- 駐車場1,110台