2022年4月(西から撮影)
大阪市中央区の御堂筋沿いの「三津寺(みつてら)」が、現在の本堂をそのまま移動(曳家)され、寺院一体型高層ビルに再開発される。
建物の規模は、15階建・高さ約60mで、建築主は東京建物、設計は大成建設が担当する。
2021年1月6日に着工し、2023年6月30日に竣工する予定。
15階建てビルの1階~3階を吹き抜けに寺院を移動(曳家)させ、4階~15階にホテルなどを設置する。
2021年12月現在、寺院(本堂)の移動(曳家)が完了している。
2021年3月撮影(移動前)
地図
(仮称)三津寺ホテルプロジェクト 物件概要
名称 | (仮称)三津寺ホテルプロジェクト |
所在地(地名地番) | 大阪市中央区心斎橋筋2-25-8 |
所在地(住居表示) | 大阪市中央区心斎橋筋2-7-12 |
用途 | ホテル、店舗、宗教施設(寺院) |
敷地面積 | 893.61㎡ |
建築面積 | 828.99㎡ |
延床面積 | 9,529.41㎡ |
容積対象面積 | 8,925.73㎡ |
階数 | 地上15階・地下1階・塔屋1階 |
高さ | 59.95m |
構造 | 鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
建築主 | 東京建物 |
設計 | 大成建設 |
施工 | 大成建設 |
着工 | 2021年1月6日 |
竣工 | 2023年6月30日 |
アクセス | 大阪メトロ御堂筋線「心斎橋駅」南へ徒歩5分 |
建築計画のお知らせ
立面図
配置図
三津寺本堂庫裏の改築改修
施設名 | 三津寺(みつてら) |
所在地 | 大阪市中央区心斎橋筋2丁目7-12 |
開業日 | 2023年4月 |
「三津寺」(創建744年)はすでに改修工事を実施中で、本堂と庫裏を全面的に改築改修し、ホールも併設する。工期は2019年12月~2023年4月の3年半に及び、1808年に建設された「本堂」をそのままに状態で次世代に引き継ぐとともに、多くの人が参拝できるように御堂筋から本堂にアプローチできるようにする。
2020年9月、御堂筋側の庫裏や山門を解体し、本堂を南に約15m移動(曳家)した。
改築後の庫裏にはカフェスタイルのスタディーホールやギャラリーを設置する。